人ってなかなか手に入らない物だと、余計ほしくなりますよね。
特に食べ物。
高級料理とか。
私.....
ソーセージです。
ベーコンもだけど、今はソーセージです。
貧乏トークですいません。
ソーセージってなぜかちょっと高い。
だからいっぱいは食卓に出ない。
スーパーの高級食材コーナーにある、うまそうなソーセージはいつも眺めるだけです。
「マカブル 永遠の血族」のパッケージ。
あまりにも食べたかったせいか、フォークに刺さってるのがはてっきりソーセージだと思っていました。
よく見たら、それは指でした......
ホラーなのに、ソーセージのわけないか....
あらすじは.....
アジェと身重の妻アストリッドは、親友3人、アジェの妹ラジャとの6人で、車で空港へと向かっていた。
だが途中、路上をさまよっていた若い娘マヤを拾い、家まで送り届けることに。森の中の邸で、マヤの母親ダラは、お礼に皆をぜひ夕食に招待したいと言う。若々しいが、どことなく不気味な女主人と得体の知れない2人の息子。──そこは、不老不死の命を得ようとするダラの一族が、餌食を誘い込むための恐怖の館だった。料理に薬を盛られ、自由を奪われたアジェたちに想像を絶する惨劇が襲いかかる…。
小さな親切心が悲劇を呼ぶ。
もう、街中で誰かが困っていても助けるのをためらいそうな勢いです。
パッケージには、屋敷女のベアトリス・ダルを超える女主人ダラ役のシャリーフ・ダーニッシュ!
と、ありましたが......
いつもの過剰宣伝です。
ベアトリスの不気味感は、誰にもマネできません。
しなくていいです。
もちろん、それくらいの宣伝をするくらいですからシャリーフもすごいのです。
あの喋り方。
ドスの聞いた声、ワイルドです。
不自然なので、あんな人出てきた時点ですぐ帰ろうと思いますけど。
鈍感な人たちは気づきませんからいいのです。
娘と息子もイカれてます。
目的はよく分からんけど、とにかくハサミを持つところは屋敷女っぽい。
挙句の果てにチェーンソーも持ってきます。
なんでもありの女主人ダラさんは頑丈。
当然のようにすぐ死んではくれません。
あの無表情と怖いくらい美人に見える迫力。
全く感情が伝わってこないところが、怖いかもしれませんね。
面白かったのは、被害者もなかなか死なないところです。
大騒ぎしながらも、だれのことも見捨てず助けようとするし。
まだ生きてるのかって思いながら見るのも楽しいです。
エロもない。
キモイ男はいますけど。
されそうになったら、猛反撃しちゃうので。
主役?のラジャが、本当にタフでびっくり。
この前見た「フロンティア」みたいに、怯える姿はほとんどありません。
ダラさんに恐怖ポイントをお任せしすぎたかもしれません。
私的には、逃げ惑う方も恐怖ポイントなので。
「シャイニング」で、一番怖いのは奥さんです。
それくらい、逃げる方にも恐怖がないといけません。
あの奥さんよりも怖い逃げ惑う人って見たことないですけどね.......
インドネシアのホラー、なかなか真っ赤でした。
普通にホラーとしては良作。
ちょっと襲われるまで長くて寝ちゃいましたけども・・・
切断されます。
首も転がります。
やっぱり、アジア系の顔ってホラー向けですね。
しかもインドネシアの人は、日本人を掘り深くした感じなので余計力があるんですよ。
私的には、ソーセージ(指)を食べるシーンがなかったのが残念でなりません。
ちぶ~的インドネシア度3