ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

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未知なる雨「遊星からの物体X」

今日は雨が降ると分かっていました。

 

だから、チャリはあきらめて車で途中まで送ってもらいました。

 

出かけるときは、雨は止んでました。

 

歩いて15分くらいなので、このまま雨に当たらずに済むと思った。

 

途端...

 

車降りたらドシャ降りですよ。

 

たった15分くらい晴れてくれたっていいじゃないか。

 

朝からびしょ濡れ。

 

やる気が起きるはずもありません。

 

人生に何が起きるかは、わかりませんけども。

 

 

 

遊星からの物体X」は、いつ頭が分裂するかわかりません。

 

心の準備ができません。

遊星からの物体X


あらすじは....

10万年前に地球に飛来した謎の巨大UFOを発見した南極観測隊ノルウェー基地が全滅。やがてノルウェー隊の犬を媒介にしてアメリカ基地に未知の生命体が侵入した。それは次々と形態を変えながら隊員たちに襲いかかる……。

 

 

 

恐怖便第二弾でございます。

 

名作なのに、ツタヤにありません。

 

私が店長だったら絶対置きます。

 

タイトルが、すでに胡散臭くて好きでしたけど。

 

 

ホラーの巨匠、ジョン・カーペンター

 

先に「ザ・ウォード/監禁病棟」なんぞを見てしまったので、半信半疑で観ました。

 

ごめんなさい。

 

昔は、やはり巨匠でしたね。

 

ただ、年をとってしまったんですね。

 

結局、一番怖いのは人間だということは今も昔も変わってません。

 

そこには巨匠のこだわりを感じますよ。

 

正直、途中眠くなった。

 

結構、変化が少ないので。

 

でも、独特な雰囲気で淡々と流れていく中に、緊張が急に入る。

 

絶妙なバランスがあの音とともにテンションを上げる。

 

くるぞっ、きたのかっと楽しみになる。

 

誰なのか。

 

何なのか。

 

どうしたいのか。

 

分からないけど、誰かがおかしい。

 

正体を暴くためにする血液検査のシーン。

 

分かっててもビクっとなる。

 

マグカップに驚きのあまり歯をぶつけました。

 

あのタイミング、憎いくらいちょうどいい。

 

そして、あの”なにか”。

 

あのクオリティを当時出せてたなんて。

 

今とそんなに変わらないんじゃないかっていうくらいリアル。

 

グロくてかっこいい。

 

あの裂け具合。

 

崩れていく顔。

 

吸収されていく様。

 

どれも印象に残るすばらしいビジュアル。

 

こういうの好きです。

 

 

犬とタコに接触するのが不安になりました。

 

もしかしたら、あの人も?と....なりますね。

 

元々、他人って理解できないものです。

 

宇宙人はもっと理解できない。

 

雨がいつ降るのかわからないのと一緒で、いつ宇宙人が人間に紛れ込んでいるのかもわかりようがありませんものね。

 

うむ。

 

心配になったら、その人を病院に連れて行こう。

 

検査中は絶対近づくべからず。

 

 

ちぶ~的ニョロニョロ度5

あっちこもこっちも~。誰かいなくなったら、燃やしましょう。