明けたのか。
もう、わからないくらい暑い。
そしてチャリ通はキツイ。
これからまだ暑くなるのかと思うと本当に鬱陶しい。
ここは秋田なのに。
普通に全国で1番の暑さを更新しやがる。
寒さもピカイチなのに。
ここは、本当に北なのか。
そんなことを思いながら、朝の通勤をしている。
木々に囲まれた道がとっても涼しくて気持ちいい。
気分は多少は和らぐ。
でも。
「復讐者に憐れみを」を見てしまってから、緑色の髪の彼を思い出す.....
そして、わき腹を押さえたくなるのだ。
あらすじは...
聞くことも話すこともできないリュ(シン・ハギュン)は、腎臓病の姉(イム・ジウン)のために訪れた臓器密売組織に、全財産と腎臓を奪われる。彼は恋人のヨンミ(ペ・ドゥナ)と誘拐の計画を立て……。
障害者を普通にこの題材でサラっとやってのける韓国は、本当にすごい。
日本やアメリカなら大問題。
使い方もうまい。
障害者にしかない思いを復讐に結び付ける。
健常者にはわからない愛。
だからこそ生まれる残酷さ。
その空しさ。
三人のエンドレス復讐は、俳優三人の力がとても大きい。
ソン・ガンホは、えげつない。
顔を見ただけで、またかと思う。
うまいからこそ、あまり見たくない。
この人のプライベートが怖い。
緑髪のシン・ハギュン。
なぜ緑なのかはよく分からない。
ちっとも似合っちゃいない。
でも、見ちゃう。
手話の会話も表情だけの演技も、話せない役なのに存在感は絶大。
エレベーターで手を握るシーンは、そこらへんのお涙ちょうだい映画よりよっぽど泣ける。
グロロマンティックとはこのことである。
ペ・ドゥナは、この男くさい映画の中の一輪の花。
かわいくて魅力的。
かなり変わり者な感じがするけど、そこがいい。
私的に面白かったのは、彼女の手話。
海外ドラマ「ボーンズ」で、手話にも方言があるということを知っていたから。
韓国の手話は早くてかっこいい。
そして、感情的。
手話にもお国柄が出るって面白い。
見た目は清純派っぽく見えるけど、普通にベッドシーン全開。
おっぱいもでかくないけど、綺麗。
男性にはたまらない気がする。
韓国女優は、こういうことをさらっとやってのけるからかっこいい。
もちろん、復讐連鎖なのでグロもあります。
わき腹が心配になるほど、痛そうです。
ちゃんと社会問題と絡ませたり、命の重さをどっしり感じさせる描写は一品。
復讐は復讐なのだ。
ラストのシーンでソンさんが何かを言ってるいるのだが、字幕が出ないのでわからない。
なんかわかんないけど、話してるんですけど!と言う演出は何より執念を感じさせて怖かった。
「オールドボーイ」は、私の中で超えていない。
でも、そんなことどうでもいいと思わせる。
パクさん、巨匠になっても衰えないでね。
ちぶ~的ソさんお怒り度5
そもそもソさんに子供がいるっていう設定が信じられない。