お金がないと、服も買えない。
センスがいいかは、別としてファッションが大好きな私にとってはとても苦痛なことです。。。
街を歩けば、いろんな服装をした人がいっぱいいます。
今日も、変な人いました。
でも、他人にとっては変でも本人にとっては大切な自己表現のツールだったりします。
分かっちゃいるけど、許せないのがサングラス。
日本人のくせにサングラス。
あと、ヒゲ男。
似合わないくせにヒゲ。
それだけだったら、しょうがないと思えるかもしれませんが...
私の今までの統計上、サングラスをかけるかヒゲをはやす男っていうのは自分がカッコイイゼ!という顔をしております。
違います!
と、言いたいですね。
「瞳の奥の秘密」の主役のリカルド・ダリンのヒゲは、めっちゃいい!
ラテン系の人ってヒゲが似合う~🎵から許せる~。
あらすじは...
刑事裁判所で働いていたベンハミン(リカルド・ダリン)は、定年を迎え、25年前に起きた忘れ難い事件をテーマに小説を書くことにする。それは1974年、新婚生活を満喫していた女性が自宅で殺害された事件で、担当することになったベンハミンが捜査を始めてまもなく、テラスを修理していた二人の職人が逮捕され……。
邦題が、久しぶりに素晴らしいです。
「瞳の奥の秘密」..............
見終わってからタイトルの意味がじわじわきます。
アカデミー賞外国語映画賞をとっている作品ですので、言うまでもなく内容は濃く重い。
70年代の情勢をうまく背景に使い、過去と現在が交錯する大人のミステリー調。
そして、アカデミー会員が好みそうな内容ともいえます。
だから、中高年には特に受けがいいかもしれません。
あいまいに結構流れていくので、中盤は眠いんですが耐えてっ
終わりよければすべて良しなんで。
ラストの”秘密”、秘めた想い....
ため息が漏れるほどの愛にうっとりして!衝撃のラストにびっくりする!
でも、それだけじゃない。
ぷっと笑えるシーンもあって堅苦しくない。
友人のパブロの電話応対なんか最高でした。
私も、それしたいわって思ったり。
そしてなによりもリカルドのヒゲ具合ね。
若いころの回想シーンでは、スマートなヒゲで表現。
現在の中年の姿では、だらしないヒゲで表現。
毛むくじゃら度で年を調節。
さすがです、先輩。
おかげで、現実と過去のシーンがごっちゃにならずに済みました。
優しい監督です。
いいんですよねぇ。
こういう映画。
私は、好きです!
ミステリーとしても、ドラマとしても、ラブストーリーとしても見れる。
全体的に、静かな色気を感じます。
ラストでは、さまざまな”愛”について考えさせられます。
深く、コクがあります。
余韻に浸ってみてください。
アカデミー賞系の作品って面白いものがなかなかありませんが。
コレは、結構イイ!
アルゼンチン映画ってあまりないので、たまに見ると新しい発見があっていいかもしれません🎶
ちぶ~的大人の男の色気指数5
ラテンの男はなんでも濃い!