酔っ払って鍵を忘れる。
どうだったかが思い出せない。
必死に入ろうとするも、なんか入れない。
悪戦苦闘するうちに、急に入れてたりする。
もう、飲みすぎは家に帰れなくなるので気を付けたい。
と、毎度思っている。
「ロスト・フロア」みたいに急に失踪したら一応、みんなに心配かけますからね。
「瞳の奥の秘密」のリカルド・ダリンと「ロスト・ボディ」 のベレン・ルエダが共演。
見ないわけにはいかん、傑作コンビ。
子供が階段を下りていく途中で消えた。
なぜ。
いつ。
なんのために...
親父の熱い捜索調査とラストの真実まで目が離せない。
ただ、期待のしすぎはいけませんでしたね。
最近のオヤジは気が短い。
血圧高め。
疑り深い。
そして、しつこいので面倒くさい。
おまけに顔まで濃いのだ。
謎を追えば追うほどに深みにはまっていく。
そんな男の嫁は最初からくたびれている。
年齢のせいのなのか、失踪のせいなのか。
とにかくベレン・ルエダが取り乱されると、見ているこちらまで不安になる。
らせん階段ってのもまたいい。
ぐるぐると真実が遠くなっていく感じが。
ラストを期待しすぎなければ、やっぱりスペインらしい切り口だったように思う。
消えたのは子供か。
真実か。
自分のプライドか。
大切なものが消失したときこそ、正しい事実が見える皮肉。
そんなドラマを入れ込めるのもお国柄だと思えば、その個性が面白さに変わるのだ。
ちぶ~的オヤジロスト度5