「フランスの定年制度が気になった!」
⭐️作品情報
本日の映画🎞️※Filmarks引用
鑑賞媒体:TSUTAYAレンタル
シャーク・ド・フランス(2022)
L'année du requin/Year of the Shark
上映日:2023年08月11日
製作国:フランス
上映時間:87分
監督 リュドヴィック・ブケルマ ゾラン・ブケルマ
脚本 リュドヴィック・ブケルマ ゾラン・ブケルマ
キャスト
マリナ・フォイス
カド・メラッド
ジャン=パスカル・ザディ
クリスティーヌ・ゴーティエ
ウジェニー
⭐️ちぶ〜的評価
🐽🐽🐽3ブヒ(ノーマルちぶ〜)
⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
海上警察官の女はもうすぐ定年。そんな中、平和で田舎のリゾート地の海にサメがいるのではないかと疑い始める。最後の任務としてサメ退治に挑むが...
⭐️フランスの早期退職早くない!?
主演のマジャ役を演じたマリナ・フォイスは、54歳。
記憶に新しいのは、「ヴィーガンズ・ハム」!
ヤバい奥さんだったけど、今回はちょっと変わり者の役でハマってた!
元々ホラー映画と相性いい感じ。
安心して見れたんだけど、今回一番びっくりしたのは海上警察官の早期退職年齢が55歳ってこと!
冷静に考えたら、日本も警察とか公務員の早期退職はそれくらいの年齢。
でも、劇中では彼女を年寄り扱いしていて...
個人的にはそこが気になったw
フランスって、もっと自由で優雅な国だと思ってた。
日本だって55歳くらいじゃババァ扱いしない。
っていうか、コンプライアンスの関係で公にできないってだけだけどw
映画だからかもしれないけど、あのからかい方は癇に障ったなw
⭐️フランスのサメ映画はキツイ!?
最近、フランスのサメ映画で一番面白かったのは「セーヌ川の水面の下に」なんだけど...
「セーヌ川の水面の下に」の方も社会問題を扱っていて特に環境問題に触れていて見応えがあった。
予想外なエグさも良かったし。
でも、こっちはもっとキツかった!
全体的にフランス映画っぽいオシャレな演出と、可愛らしい構図。
色使いも明るくて素敵!
なんて思ってたら...
主人公のマジャがあそこまでされるなんて...
ちょっと、やりすぎじゃないかなぁ。
言いたいことは分かるんだけど、残酷スパイス多すぎてげんなりしちゃったよ。
⭐️赤信号も渡れば怖くない!?
この映画が言いたかったことは、サメは怖いんだよ!
ではない。
人間は怖いんだよ!
なのだ。
それをブラックジョークにしたつもりなんでしょう。
全然笑えなかったけど!
今のSNS漬けになってしまった世の中の恐ろしさをサメ映画にして表現してますよね。
パリオリンピックでも問題になっていますが...
なんでも誰でもSNSで自分の発言を気軽に発信できるというのは恐ろしいことです。
もちろん、ポジティブに活用することもできる。
だけど、その反面ネガティブ要素が膨らむと誰にも抑えられないくらいの悪意になる。
人間は信じたいものを信じてしまう生き物です。
そして、人の不幸は蜜の味なのです...
私もですが、改めて自分の発言を発信する際はリスクがあると言うことは十分気をつけなければなりません。
言葉は時にナイフになってしまうこと、忘れないようにしましょう。