つまらない!テレビで十分の映画だった...
⭐️作品情報※Filmarks引用
🎞️鑑賞媒体:TOHOシネマズ秋田
スオミの話をしよう(2024)
上映日:2024年09月13日
製作国:日本
上映時間:114分
キャスト
西島秀俊
(草野圭吾)
松坂桃李
(十勝左衛門)
瀬戸康史
(小磯杜夫)
遠藤憲一
(魚山大吉)
小林隆
(宇賀神守)
坂東彌十郎
(寒川しずお)
戸塚純貴
(乙骨直虎)
⭐️ちぶ〜的評価
⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
⭐️予告編
⭐️結末!※ネタバレあり
わざわざ書く必要はないくらい分かりやすいオチですが、簡単に申し上げますw
犯人は、スオミです。
相棒の同級生と一緒に狂言誘拐を計画し、実行しました。
協力者は、出版社の乙骨直虎!(戸塚純貴)
スオミに好意を持っていたので、都合が良かったのでしょう。
動機は、いつも誰かに合わせてばかりで疲れたから。
5人と結婚したけど、結局本当の自分はどこにもいなかった...
身代金の3億円で、同級生と一緒に老人ホームで幸せに暮らしたかったと言います。
でも、今後は誰かに頼らず自分の力だけでお金を稼いで生きて行くと言い、現旦那(5番目)と離婚をして家を出ていくことにしました。
ラストは...
捜査に協力した4番目の夫、草野圭吾(西島秀俊)の後輩である小磯杜夫(瀬戸康史)と6番目に結婚しそう?な感じを仄めかして終わります。
エンドロールは、何故かヘルシンキと歌いながらミュージカル調で元旦那たちと一緒に踊って終わりますw
⭐️「ヘルシンキ」とスオミ!ネタバレあり感想!
つまり「フィンランド」という意味。
多分、スオミはこの誘拐で自分自身を誘拐し自分を取り戻したかったということ。
きっと彼女はずっと白馬の王子様を待っていて、いつか本当の自分になれると信じているんだと思う。
だけど、男はいつも求めるばかり。
夫が求める妻像をすぐ分かってしまう彼女は、夫に合わせて自分を殺してしまう...
でも、結局あのラストだと何も変わってないじゃんって思うw
正直、この脚本って男が書いたからだよと言いたくなる。
きっとスオミはお金が欲しいわけでもない。
確かに楽しい会話劇にしたければ、ラストもそうなるかもしれないけど...
女性が見てもスッキリできる要素は残していて欲しかった。
最後のミュージカルも...
いらないw
「ヘルシンキ」と歌うのは、きっと自由への象徴、自立、自分の獲得だと思う。
私は女はもっと強くて根は自立していると思う。
だから、やっぱりあのオチは笑えない。
なんか、とってもイラついたわw
⭐️ネタバレなし感想!
自分の価値観を押し付ける。
自分の主観で相手を見る。
そうすると本質って見えないものだ。
それを象徴していた5人の夫。
全員、知っていると思っていたスオミはまるで別人。
少なからず、現実もそういうことってあるかもしれない。
例え、家族でも自分が知らない一面を必ず持っていると思う。
それを別人というか、その人の一部というかの違い。
彼女は結婚を5回もしたけど、本当に愛されていたのだろうか...
そこが一番の問題のような...
で、これは結局何が言いたいの?とイラついたw
そもそも三谷幸喜作品で私が好きなのは「古畑任三郎」しかなく、今回もハマれないというのは分かっていた。
この映画を映画館で観る必要はありませんでした。
スオミという女を男性が描くとこうなるのかと思ってしもたw
劇場がほぼ満員で不思議な気分に。
みなさん、三谷幸喜作品好きなんですね...
私には彼の良さがいまだに分からない。
ただ、おじさんたちの掛け合いは楽しいし笑い声も聞こえた。
誰もが見やすい映画を作れる人というのは間違いない。
私がハマれないというだけなので...
お好きな方は、長澤まさみも綺麗なのでいいと思いますw
私はどの夫も嫌だよ!