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『生きてみたいもう一度 新宿バス放火事件』

生きてみたいもう一度 新宿バス放火事件

 

🎞本日の映画 #生きてみたいもう一度新宿バス放火事件 

 #unext 
製作国 日本
製作年 1985
監督  #恩地日出夫 
 
 🐷ちぶ〜的評価🐽🐽🐽🐽4ブヒ(セレブちぶ〜)
 
💫ちぶ〜のおぼろげなあらすじ…
新宿バス放火事件の生存者が向きあう罪と罰、そしてその後。
 
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実際にあった事件とこの映画の存在は知っていた。
 
やっぱり、映画として見ても事実として見ても辛い。
 
でも、何よりもこの主人公である被害者の美津子さんが凄い...
 
どこかで死にたいと思っていたから逃げ遅れ、死にかけたという罪悪感がそうさせたのかもしれないが...
 
それでも...あんなに辛いリハビリを何年も続けることになったのに...
 
犯人に対する憎しみよりも、犯人の罪の原因を知り受け入れようとする強さ!
 
劇中のセリフでもあった「無罪になったら人間として認められていないことにならないか。そんなの可哀想!」という考えに至る彼女自身にしっかりと備わっている器と強い意志。
 
とてもじゃないが、私のような人間には絶対にできない生き方だ。
 
ただ、「憎いから死んでくれ」ではなく「罪を受け入れて、しっかり償って生きてほしい」という罰は本当の罪の意味を知っている人にしか言えない言葉だ。
 
いつも対等に同じ人間として、罪に向き合おう・罪に向き合ってほしいという姿勢がカッコよかった。
 
もちろん、それを演じているのが桃井かおりなのだから凄まじい!
 
相手役の石橋蓮司が若い時はこんな役もしていたのかという意外性もあって引き込まれた。
 
そして、演技が演技に見えない!
 
今の俳優のザ・演技では伝えきれない繊細な感情表現に感嘆としてしまった。
 
欲を言えば、ラストのぶつ切り感は残念でしたが(笑)
 
それでも、やっぱり素晴らしい作品でした。
 
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