『その電車に乗るか乗らないか...そんなありふれた選択さえ意味があるんだ。』
2015年8月に高速鉄道で起きた無差別テロ事件を実際の当事者たちをキャスティングし映画にしている。
こんなことをしようと思うのはクリント・イーストウッドくらいかもな。
リアリティの追求をした結果かもしれない。
主演は俳優ではないはずなんだけど、とってもナチュラルな演技で全然不自然さがなかった。
監督の演出力なのか、彼らの才能なのか。
どちらにせよ、驚かされました。
前置きがとても長く、事件のシーンはごくわずか。
でも、それがラストで効いてくる。
誰にでも起こりえる悲劇。
毎日電車に乗って通勤している私にとっては、他人ごとではなく...
運命の怖さにビビりました。
もし、あの時こうしていれば...
って思う事ってよくありますしね。
すべては神の思し召しということでしょうか。
実話だからこそ説得力がありました。
事実は映画よりも奇なりですね!
ただ、この事件の英雄たちはアメリカ人3人のほかにイギリス人のおじさんもいたけど...
そこはノータッチというところに、アメリカンさを感じてしまった私でした(笑)
ちぶ~的リアル度5
内容も演技もリアリティありすぎ~。観光のシーンは私も旅している気分になっちまったぜ。
本日紹介した映画は...
15時17分、パリ行き (2018)
THE 15:17 TO PARIS
- 監督 クリント・イーストウッド
- 解説...
クリント・イーストウッド監督が、2015年8月に高速鉄道で起きた無差別テロ事件を映画化。列車に乗り合わせていた3人のアメリカ人青年がテロリストに立ち向かう姿を描く。事件の当事者であるアンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、スペンサー・ストーンを主演俳優に起用し、当時列車に居合わせた乗客も出演。撮影も実際に事件が起きた場所で行われた。
(Yahoo!映画より引用)