「カジュアあるな浮気。」
イザベル・ユペール様らしさビンビンの人間ドラマ。
戦場で写真を撮っていた写真家という設定だから重みを感じるけど…
蓋を開けてみれば普通の真実。
妻や母という名前がついている人が亡くなると、どうしても美化してしまう傾向にあるが…
母は、妻は、普通の人間だった。
というのが結論ですね。
ずっと気になったけど…
あちらの方は、ライトに浮気する。
それがオシャレ風に描かれる感じが、どうも納得いかなかった。
なんだよ、オシャレな浮気って…(勝手にオシャレと感じただけですがww)
さらっと話が進むけど、「いや、あんた結構ゲスなことしてたよね!?」というツッコミが届くことはない。
そのせいか、感動は湧いてこなかった。
どんなに大変な仕事をしていても、どんなに寂しい思いを抱えていたとしても浮気は浮気。
人生に迷ったからって何をしてもいいわけではない。
人はいつか死ぬ。
だからこそ、後悔しない日々を送る努力をしなくてはならない。
辛いなら辛いと言えばいい。
もっと愛して欲しいなら愛して欲しいと叫べばいい。
そんなにシンプルなことじゃないって思うかも知れないけれど、そんな簡単なことが人生にはとても大切なことなんだと思う。
複雑だからという言い訳はしたくない。
やっぱり、私はシンプルに分かりやすく生きたい人間なんだなって気づけたことは良かったかもな。
ちぶ〜的オシャレ度5
写真家っていう設定だからいちいち映像が洒落ている。センスがいいと映画もいいのかと思えてくるからすごいよね。
本日紹介した映画は…
母の残像 (2015)
LOUDER THAN BOMBS