『思い通りにならないのが人生なのよ。』
イザベル・ユペール様のフレンチな老後。
死が近いと知り、自分の人生を振り返る。
思うがままに生きてきた。
でも、自分の死後は家族が心配。
なんとかみんなの幸せを段取りしてから死にたい。
でも、それも自分勝手なのよねという…
ユペール様だからこそ嫌味に見えないけれど…
オシャレな雰囲気が余計、眠気を誘います。
タイトル通り、美しいポルトガルの夏。
コロナで旅行に出かけられないのでこういう映画は、内容がハマれなくても癒される。
このポルトガルの美しい情景のように、人生の終わりも清々しければ幸せだけど…
思い通りにいかないのが人生。
だから苦しいし、だから嬉しい。
結局は、自分のことも他人のことも望んでいる通りにはならない。
だけど、それがいいんだと思う。
仕事で成果が出て評価されたとか、結婚したとか…
幸せに見えて、その結果が全てイコールで幸せにつながっているわけじゃない。
そこが人生のややこしいところ。
時間は優しく、時には残酷で。
人は生きて、死んでいく。
要は、今をどう生きるか。
それに尽きる。
時間は待ってくれないから、サボっちゃいけない。
と、この映画を見て襟を正したはずなのに…
この前、二日酔いで1日を無駄にしました。
トホホ…
ちぶ〜的オシャレ度5
夏の終わりってなんか洒落てる。ユペール様の衣装も素敵。あんな年のより方っていいよな。
本日紹介した映画は…
ポルトガル、夏の終わり (2019)
FRANKIE