『もう誰も信じることができない。』
本物の殺人映像が写っているビデオテープを見つけてしまったところから始まるスリラー。
もう、ビデオテープってところがいいよね。
90年代らしいザラザラした映像と古めかしさが内容にピッタリ!
二転三転しすぎて全員を疑うハメになりました(笑)
映画で犯人が分からなくなると絶対最終的に主人公を疑ってしまうのは私だけかしら(笑)
殺人映画ビデオコレクターのオタク青年に私は感情移入してしまいました。
別に殺人がしたい訳じゃなくて、この殺人シーンがすごい!みたいな感覚で集めちゃうってのはよく分かりますね。
ある意味、それも芸術ですからね。
私が見ている映画もほぼ、誰か死ぬ。
きっと誰かの殺人容疑をかけられて調べられたら、絶対疑われるなっていつも思うもん(笑)
あと、主人公が危険な香りがする男に引き寄せられてしまう感じもリアルだった。
好奇心と恋愛の始まりってとこか似ているのかもなって思いました。
ちょっとスリラーにしては長いけど、身近にありそうな設定はリアリティがあって面白い。
人間の二面性の怖さみたいなものも描いていて、急に寒気がする瞬間がありました。
ぜひ、ご覧になって私みたいに疑心暗鬼に陥ってみてください!(笑)
ちぶ〜的自分の番度5
次は自分かと思うと余計怖くなることってありますよね。逆にその順番を知らない方が幸せってことたくさんあると思うわ。
本日紹介した映画は…
次に私が殺される (1996)
TESIS/SNUFF
- 監督 アレハンドロ・アメナーバル
- あらすじは…
- 実際の殺人映像=スナッフ・フィルムを題材にしたサスペンス・スリラー。映像学科の女子大生アンヘラの担当教授が殺され、現場に居合わせた彼女は教授の見ていたビデオテープがスナッフ映像であることを知る。同じ学科のオタク青年とともに調査を進めるうちに、大学の書庫にスナッフ・ビデオが大量に隠されていたことを知る。だが、彼女たちの行動を知った犯人も反撃を開始する。繊細な美女に成長した「ミツバチのささやき」のA・トレントが見どころ。
- (yahoo!映画より引用)