『笑いから生まれた狂気。』
こうやって悪人は出来上がる。
これは子供は見てはいけない。
大人だからこそ、現実と切り離して見れるけれど...
子供には早すぎる...
そう思わせるほど、危険だった。
ジョーカーはどのようにして生まれてしまったのか。
狂気に落ちていく様を完璧に演じきったホアキン・フェニックス。
これは怖い。
痩せ方も気持ち悪い。
まさにジョーカーそのもの。
本当に演技なのか?と、疑いたくなるほどにリアル。
シリアルキラーの頭の中をずっと見せられているみたいで不気味だった。
何よりも...
笑いを求め、幸せを求めたからこそ堕ちていったという皮肉。
孤独と悲しみの中に見つけてしまった安らぎが邪悪だったという恐怖。
あの笑い声もだんだん苦痛になるほどに怖くなる。
社会批判も大いに盛り込まれていて実話なのかと疑う程にありえそうな話。
正直、最後まで見るのはしんどかった。
DVDだったら挫折したかもしれない。
非常に体力を使うので、私みたいに負の連鎖に巻き込まれているときは見ない方がいい気がしますね...
ちぶ~的ジョーカー度5
私はやっぱりヒース・レジャーのジョーカーが好き。ホアキンは...ぬぐい切れない気持ち悪さが気になる(笑)
本日紹介した映画は...
ジョーカー (2019)
JOKER
- 監督 トッド・フィリップス
- 孤独で心の優しいアーサー(ホアキン・フェニックス)は、母の「どんなときも笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉を心に刻みコメディアンを目指す。ピエロのメイクをして大道芸を披露しながら母を助ける彼は、同じアパートの住人ソフィーにひそかに思いを寄せていた。そして、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、底辺からの脱出を試みる。
- (Yahoo!映画より引用)