『やっと見た!日本が誇れる"敬意"の映画!』
賞レースに参戦する作品や、有名な傑作と言われる作品にはなかなか手が出ない。
敷居が高いというか...
見ようと意気込んでも誰も見なそうなつまらないホラー映画に逃げてしまうのだ。
でも、これはこの前山形にある庄内映画村資料館で棺や写真が展示されていて見たくなった。
うん、ほんとさっさと見るべきでしたよね~(笑)
この映画を見るまで、きっと皆納棺師という職業すら知らなかった人がほとんどではないかと思う。
私もこの作品で納棺師という職業が有名になったのは知っていたが、作品を見て初めて納棺師の仕事がどういうものなのかを見た。
意外と衝撃的だった。
一番衝撃だったのはこの職業に対して差別を持つ人もいるということ。
死人に触れるという行為で穢れてしまうと思う人もいるということ。
それでも遺体に対して最後のお見送りをしようという納棺師のプロの精神に感動した。
日本人らしい儀式を大切にし、遺体に対して精一杯の敬意を払う姿は、とても格好よく美しかった!
また、山形の凛とした空の色に"おくりびと"の静かで温かい人間のおもてなしの心が映し出されていたと思う。
私も、自分が死んだときあんな風に見送ってもらいたいわぁ~と思いましたねぇ。
あ、墓はリラックマの墓で「天国でだららん」と彫ってもらうつもりですけどね(笑)
ちぶ~的おくりびと度5
本当の主役は山崎努かなって思う。やはり名優!広末の良い嫁とひどい嫁の演技が好きでした(笑)
本日紹介した映画は...
おくりびと (2008)
- 監督 滝田洋二郎
- あらすじは...
- 楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。
(Yahoo!映画より引用)