『そう、悪魔も自分の呪いにも終わりはないんですよ。』
悪魔祓い中に亡くなった少女。
その遺体が運ばれた遺体安置所で働く元警官の女。
展開も予想できるし、ありがちな設定なはずなんだけど...
これが、面白かったんですよ!
タイトルにあるエンドレス!
それがこの作品のキーワードだったんですよね。
主人公の元警官メーガン(シェイ・ミッチェル)は、あるトラウマから薬依存症に。
そんな中、悪魔と戦う羽目になるんですが...
この対比が面白い。
っていうか脚本がうまいです。
逃れられない恐怖っていうのは悪魔のことだけじゃない。
常に自分の中にいる悪魔=依存症やそれに負けそうになる弱さを指していたんだと思う。
そう、終わらないんですよね死ぬまで。
悪魔も自分との戦いも一緒なんですよ。
それにどう立ち向かっていくか、克服していくかという展開は非常に見ごたえがありました。
ただの悪魔映画だけではなく、彼女自身の問題も絡めて人間臭いドラマを魅せてくれる。
久々に、面白い悪魔映画だったと思います。
そして、何気にこの悪魔が憑いてしまった少女の悪魔演技が気持ち悪い!(誉め言葉)
ほぼ、CGなしだったらしいと知って驚愕です(笑)
ぜひ、ご覧ください!
ちぶ~的エンドレス度5
悪魔がしつこい!何気に登場の仕方が怖くてビビれる!夏にはいい作品ですわ(笑)
本日紹介した映画は...
エンドレス・エクソシズム (2018)
THE POSSESSION OF HANNAH GRACE
監督 ディーデリク・ヴァン・ローイェン
あらすじは...
とある事件がきっかけでボストン市警を辞め、そのトラウマから薬に頼る生活を送っていたメーガン(シェイ・ミッチェル)。知り合いの伝手で遺体安置所の夜勤を始めた彼女の元に、悪魔祓いの最中に亡くなったハンナという少女の遺体が運ばれる。少女の遺体が来て以来、病院内では機械が次々と故障し監視カメラには謎の影が映るなど不可思議な現象が多発。不審に思うメーガンだったが…。これは薬による幻覚か、それとも現実か?
(Amazonより引用)