ホラー映画さえあれば!

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「寝ても覚めても」

『美しくて醜い...愛ってホラーだ。』

 

 

これは、キラキラした純愛ストーリーではない。

 

一つの絶対的愛を必死で手に入れようともがく、愚かで醜い男女の物語。

 

表面は美しいラブストーリーに見えても、本質はとっても怖いところにあった。

 

運命の愛...

 

それは怖ろしく、不気味な愛のことなのです。

 

 

 

見終わってから色々考えてしまった...

 

こんな人、そこらへんにいそうだし。

 

身近に感じてしまうからこそ、物語に引き込まれたんだと思う。

 

 

 

女はどこかで白馬の王子様を待っている。

 

現実にいる完璧で優しい男よりも、今の自分を狭い世界から引っ張り出してくれる王子様の方がかっこよく見える。

 

若いときは余計に恋愛経験がないから、幻想が大きくなり誘惑される。

 

幻想が大きければ大きいほどに、現実の存在に気づいても幻想を捨て去ることができない。

 

要はないものねだりだ。

 

何より、自分が一番かわいいのだ。

 

本当の愛は、現実の中にあるのに...

 

でも、その本物の愛に気づいてしまったら終わり。

 

もう逃げることはできない。

 

愛は、待ってはくれない。

 

苦しみも喜びも悲しみも怒りでさえも...

 

すべてを支配してしまうパワーがある。

 

見た目なんてちっぽけな理由だ。

 

愛に言い訳はできない。

 

こんなにも逆らえない愛は、運命よりも重い気がする。

 

ラストのあの表情には、どんな意味があったのか...

 

 

 

寝ても覚めても考えてしまっている私...

 

えぇ、かなりハマってしまったということですね(笑)




 

 

ちぶ~的東出君度5

チャラ男の時の東出君の髪形がめっちゃ似合わなくて笑いそうになったけど、だんだん笑えなくなっていきました(笑)

本日紹介した映画は...

寝ても覚めても (2018)

監督 濱口竜介

寝ても覚めても
あらすじは...
麦(東出昌大)と朝子(唐田えりか)は恋に落ちるが、麦は彼女の前から突然居なくなってしまう。それから2年がたち、彼女は麦との思い出が残る大阪を離れて東京で暮らし始める。ある日、麦と外見はそっくりだが性格の違う亮平(東出昌大)と出会う。麦のことを忘れられないがゆえに彼を避けていたが、一方の亮平はそんな彼女に強く惹(ひ)かれる。亮平と接するうちに彼に惹(ひ)かれていく朝子だったが......。

(Yahoo!映画より引用)