ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

ダンディな登場「ダーティハリー」

ダーティハリー

 

おめでたい会がありまして。

 

いつもより大量に飲みましたが、酔えず。

 

祝いの席で酒が強くなったことを実感した夜でございます。

 

一番のサプライズはリチャード・ギアみたいに登場したダンディガイ。

 

まさかの花束持参。

 

おいしいところを全部持って帰りました。

 

さすがです。

 

かっこいいってああいうことを言うんだなと思った次第です。

 

 

で、私は大きな勘違いをしておりました。

 

ダーティハリー」のダーティってダンディみたいな褒め言葉だと思ってたんですよ。

 

調べたら全然ちげぇ。

 

汚いって意味でした。

 

赤っ恥~。

 

 

なぜか今まで何度も見ようとして見なかったクリント・イーストウッドの代表作。

 

非常にシンプルな刑事アクション。

 

前の日は、飲み会で睡眠不足。

 

シネマパレに行く前に所用があり、すでに疲労が...

 

それでもこれを劇場で観れるのだから見逃せないと思い、チャリで激走したかいがありました。

 

途中、眠気が私を誘惑しましたがクリントさんの凄みでぶっとんだ。

 

これぞスターのなせる業。

 

70年代のカラーに染まる。

 

ダーティハリー

 

ここに参上。

 



クリントはいい男だなぁ~~。

 

長身で姿勢良し。

 

整った顔に、渋い声。

 

眉間にしわを寄せながらも色気を放出。

 

ダーティハリーは言う間でもなくハマリ役。

 

大げさな自慢の拳銃マグナム44を片手に、ずっと同じ表情。

 

構えたりなんかしないでガンガン犯人を追う。

 

飯食ってても関係なし。

 

ケガしても赤チンでなんとかなります。

 

犯人への執着がハンパない。

 

もはや、正義感か自分のためなのか分からない。

 

無鉄砲よね。

 

鉄砲は打ちまくるけど。

 

もう、登場するだけでカッケーんだな。

 

かっこよすぎて笑う。

 

すごすぎて犯人がビビるのも無理はない。

 

まさに、クリントのための映画だ。

 

 

そんなクリントに負けないくらいの存在感でホラーだったアンディ・ロビンソン。

 

スタジアムのシーンなんか寒気がする。

 

あの髪型なんだよ。

 

あの鼻の形はなんだよ。

 

あの歩き方なんだよ。

 

と、すべてにビビってしもた。

 

まさかサイコにこれ以上にない説得力を加えるとは...

 

恐れ入りました。

 

 

 

どうしてだろう。

 

70年代の色をしたフィルム。

 

決して鮮明じゃないけど、この古さがこの映画の時代を映し出す。

 

まるでタイムスリップしたみたいにすっと世界に入れてくれる。

 

綺麗な映像、技術の高い映像...

 

確かに素晴らしいけれど、それだけになってしまうのは気味が悪い。

 

常に新しいものばかりじゃ疲れるって。

 

毎回、フィルムで見る映画の面白さをシネマパレで実感する。

 

もし、ブルーレイで観たら全く同じ気持ちになるのかなって思うわけです。

 

このカッコよさは、70年代の中にあると私は思うのです!






ちぶ~的ダーティ度5

アンチヒーローがゆく!決め台詞がたまらない!あの卑怯さまでもかっこよく見える凄さ!クリントってやっぱりいいわぁ。