週末は、秋田にあるお気に入りの映画館週末名画座 シネマパレ へ。
今月も素晴らしいラインナップ。
しかも、今月は時代劇が2本も上映。
時代劇好きにはたまらない作品が揃えられた。
映画を見る前に、散策することも忘れない。
この温かい感じ、いつも癒される。
やっぱり心身ともに疲れているときは映画館で映画を見るのがいい。
そして、「若さま侍捕物帖」のように分かりやすい映画はもっとイイ。
きゃ~~
と、黄色い歓声を送りたい。
若さまの絶大なる色男っぷりにヤラれる。
隅から隅まで彩られた時代劇。
シャレてて、笑えて、とにかく痛快。
普段はチャラ男。
いざとなったら、やる男。
よっ。
待ってましたと心が躍る。
私は、こんな映画を見たかったのだ。
ありがたい。
顔を見れば誰が悪役かすぐ分かる。
何も考えなくてもオーバーなセリフ口調が教えてくれる。
最近、感情が乏しいと思われることが多い私は見習いたい。
あのリアクションの良さを。
何メートル離れていてもどんな話をしているか察しがつく。
それくらいの表情の豊かさが私も欲しい。
人情溢れる時代劇を見て懐かしく思う。
小さいころ、おばあちゃん子だった私は「水戸黄門」、「遠山の金さん」、「暴れん坊将軍」、「必殺仕事人」等々時代劇を見まくっていた。
若さまは、それらの要素がたっぷり。
しかもそれだけじゃない。
シャレオツなのだ。
まさかのドット柄の着物には二度見してしまった。
今、秋田で開催中の草間彌生-永遠の永遠の永遠- の展覧会つながりのドットなのかと思った。
もし、そうだとしたら週末名画座 シネマパレ の店長が粋すぎる。
颯爽と街中を歩く若さまは、草間彌生に劣らぬセンスの良さだ。
とにかく色男でカッコイイ。
女が放っておくわけがない。
それなのに爽やか。
あの白い歯は、眩しすぎる。
しかも男らしい。
いざとなるまでは無駄に殺生したりしない。
扇子であそこまで華麗に殺陣する人、初めてみた。
何から何までいい男なのである。
若さまの正義感に燃えて萌えてモエマクレ。
分かりやすさに感嘆し。
親しみやすさに安心し。
今はない温かさに救われる。
悪いものは悪い。
いいことはいい。
そんなことが分からなくなった今の世の中だからこそ心に沁みる。
失いたくない古き良きものがここにはある。
はぁ~。
と、うっとり。
また、大好きな映画が増えてしまいました。
※週末名画座 シネマパレ 鑑賞作品は、週末名画座シネマパレ 上映作品レビュー一覧 にまとめてありますのでどうぞご覧ください
おまけ
ちぶ~的度黄色い歓声度5
若さま演じた大川橋蔵様が美男子すぎる!しかもわき役も完璧!エロガッパに悪狸、女狐等々。時代劇には必要な役柄がちゃんとあるのです。