ホラー映画さえあれば!

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

みな殺しの霊か?「みな殺しの霊歌」

また、急に暑い。

こんなにも直射日光がすごいと溶けそうだ。

そして気力まで奪われる。

仕事にも行きたくなくなる。

それくらいの威力。

ぐったり。

目の下にはクマがクッキリ。

まるで何かに憑りつかれているようだ...

あまりにもひどいので会社まで送ってもらいました。

いやぁ、車って便利な乗り物ですね。

と、しみじみ。


「みな殺しの霊歌」は、やっぱり男と女って全然違うんだなとしみじみ思わせる。
解説....
喜ばせてヒイヒイ泣かせて殺してやる!5人の女が1人の少年を犯すという異常な享楽を目撃した殺人犯が、女たちに復讐してゆく!壮絶な復讐劇。



解説からして激しい。

冒頭から衝撃の連続。

男女逆転の復讐劇が新鮮。

殺人犯が殺人の復讐をする。

悪を悪で制す。

男は彼に何を見たのか。

女から見たらちょっと腑に落ちないカルト的サスペンス。




どこにも感情移入できない。


それこそがこの作品の狙いなのだろう。


確かに女にも性欲はある。


だが、男のような罪を犯せるかは甚だ疑問である。


たとえか弱い少年であっても成立しないのではないか。


と、ずっと腑に落ちない。


あえての逆転設定は必ずしも女性が弱者ではないと言いたげだ。


男と女は平等。


復讐だって平等で当たり前じゃないかと。


ところがだ。


この復讐者はそもそも罪人である。


えらそうに他人に罰を与えている場合ではない。


なんだ、この男の偽善者ぶりは。


復讐を楽しんでいるようにも見える。


ただ殺したかった。


そうも見える。


だけど、それだけではなさそうな少年への想いがまた矛盾している。




純粋な心。

希望が見えた歓び。

奪われたことで再び手に染めた罪。

どこにも正しさも清さもない。

罰は罰で罪は罪のまま。

愚かな悲しみがただただそこにある。

演じた佐藤允の狂う様が最後まで見るものを圧倒する。

が、絶対に万人受けする内容ではないのでオススメは......

しかねる。










ちぶ~的殺人度5ドクロドクロドクロドクロドクロ

凝ったカメラワークで見せる殺人劇が印象的。まるで見せるために殺しているかのよう。

にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村

ブログランキングならblogram


人気ブログランキングへ