『さっぱり分からん!!(誉め言葉)』
フォーラム福島で鑑賞。
秋田では上映していない謎が謎を呼ぶ映画。
これは、やっぱり秋田では上映できないと思うわ(笑)。
久々に全く意味が分からない映画を見た。
こんなにも分からないと面白い。
明らかにおかしげな少年。
そんなセリフはあまり出てこないけど、変態野郎の香りしかしない主人公の医者。
その妻も子供も最初は普通に見えていたけれど...
何を書いてもネタバレになるかもしれないので、予備知識を入れたくない方は読まないでくださいな。
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最近の映画はバカみたいに説明してくれる。
考えなくても意味が分かってしまうのだ。
そんな映画ばかりだと、うんざりする。
確かに、何も考えなくてもいい映画は楽だけど...
答えがない映画も私は必要だと思う。
だから、この作品に惹かれた。
セリフでは真意を教えてくれないかわりに、不穏な音楽で見るものを不安にさせる。
答えはたくさんあるようでないような。
見た人の解釈でしか解決できないストーリー。
まぁ、私は自分の解釈すら追いつかなくてまだ考えてるんですが...
とても悪魔的な香りがして、ある意味ホラーだったんじゃないかとも思っている。
罪と罰。
自由を奪い、選択肢を与え、犠牲を払わせる。
残酷で最も完璧な復讐ということだったのか...
彼は一体何者なのか。
バリー・キオガンの怪演には、映画界も映画ファンも震えたのではないでしょうか。
ちぶ~的意味プー度5
きっと何回見ても難解。タイトルの意味すら分からない。だけど、ハマる!不思議な感覚!
本日紹介した映画は...
聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア (2017)
THE KILLING OF A SACRED DEER
- 監督 ヨルゴス・ランティモス
- あらすじは...
心臓外科医のスティーブン(コリン・ファレル)は、美しい妻(ニコール・キッドマン)と二人の子供と一緒に郊外の豪邸に住んでいた。しかしある少年(バリー・コーガン)を家に招いたことをきっかけに、子供たちが突然歩けなくなり目から赤い血を流すなど、異変が起こり始める。スティーブンは、究極の選択を強いられることになり……。
(Yahoo!映画より引用)