『死生観にも文化の違いって出ますよね。』
韓国、タイ、香港の3人の監督によるオムニバスホラー映画。
それぞれ、同じ死を扱うテーマの作品なのに全然違う。
文化の違いが如実に出ていて興味深かった。
韓国の「memories」は、韓国らしい残酷で美しい映像にビクっとなった(笑)
何気に、リアルにこんなことがありそうな気もして怖い。
ず~とジメジメとした嫌な空気を漂わせるところは本当に上手いなと思った。
タイの「the Wheel」は、淡々としすぎて何が怖いのかも分からなかったけど、タイらしさはあると思う(笑)
香港の「going home」は、意外な方向へストーリーが展開していくところがおもしろかった。
ある意味、これはホラーではなく究極の愛のお話。
切なさとロマンと狂気が上手く融合されていたと思う。
この中に日本の作品がなかったのが残念。
どうせなら、アジア版でもっと製作してほしいなって思いました。
ちぶ~的死生観度4
この中では香港版「going home」が一番よかったな~。ま、本当にあんな人がいたら怖いですけどね(笑)
解説...韓国、タイ、香港の3人の監督による“死の向こう側にあるもの”というテーマで描いた3つのストーリー。韓国編の監督は話題作『ア・テイル・オブ・トゥー・シスターズ』のキム・ジウン。タイ編には大ヒット作『ナンナーク』のノンスィー・ニミブット。香港編の監督には本作のプロデュースも務めている『ラヴソング』ピーター・チャン。それぞれの国の死に対する観念の相違が浮き彫りになる衝撃作。
(Yahoo!映画より引用)