さっきカップをテーブルの上に置いた。
と思ったらカップがない。
台所に戻ったらカップがある。
.........
気のせい。気のせい。
また同じようなことが起きる。
.........
おかしい。
呆けたんだろうか。
どちらでもいいけど理由が分からないのが一番怖い。
「パラノーマル・エンティティ」も理由がよく分からないけどパクリにしては上出来。
あらすじは...
父の死後、母、長男、長女の3人で暮らす一家に起きた、ある一夜の事件を捉えたスリラー。家の中で起こる不可解な現象に困惑し、フィンリー一家は家の随所にビデオカメラを設置。そしてある夜、1本の緊急電話が入り隊員が駆け付けると、そこには…。
あのPOVを再び盛り上げてくれた「パラノーマル・アクティビティ」シリーズ。
低予算でリアルな恐怖。
それは、パクリ映画界では格好の獲物。
やっぱりやってくれました。
パクリにエロをつけたら最強。
本家と堂々と並ぶ勢い。
あなたはこの恐怖をニセモノだと呼べるか。
ハッキリ言ってものまねという芸は人の芸をパクっているにすぎない。
それなのに、プロとして認められる芸になる。
それはなぜか。
完成度が高いからである。
誰にでもマネできないレベルだからである。
この作品は、パクリというよりものまねに近い。
そして、オリジナルにはないエロをプラス。
実に、芸達者である。
オリジナルを知らなければこちらが本家と勘違いされてもおかしくない。
現に、きっとこの邦題のせいで騙された人は多いだろう。
ビデオ屋で手をとっている人を見かけたら、ご愁傷様ですと心の中で言ってあげようと思う。
思えば、悪魔というのはスケベでしつこいのが普通だ。
本家はそこがなかった。
そう考えるとこのエロ要素は非常に説得力がある。
大体、妹のサマンサが爆乳で下着姿で寝るのは誘ってるとしか思えない。
家に悪霊がいると思ったら服は着こむのが吉だろう。
カメラ小僧の兄ちゃん、トーマス。
悪霊よりもお前が働かないことの方がお母ちゃんは心配だろうよと心中を察した。
全く使えない心霊学者には笑った。
早っ!と一人でツッコんだ。
出演料をケチったのかしら。
ちょっとタメが多くて退屈するけれど、ツッコミどころもあって本家と比べてみると楽しい。
......ということにしておこう。
決しておすすめとは言えない。
って当たり前か。
ちぶ~的パッパラー度5
結局何がしたかったのかはよく分からんが冒頭の説明の効果がよく出ていて本家に負けずそそられちゃう部分はある。