なんと素晴らしい日でしょう。
映画をハシゴ。
一人で一日3本。
最高記録。
3作とも予想以上だったので頭がパンク寸前。
映画館のスタッフに不審がられ、
職場体験中の高校生たち(出口のゴミ回収してた)の視線も気にせず、
私は、行ってきた。
映画の世界へ。
そしてまだ、私は帰ってこれない。
3本中3番目に見た「パシフィック・リム」の衝撃が大きい。
3番目に見たからではない。
あらすじは.......
2013年、突然未知の巨大生命体が太平洋の深海から現われる。それは世界各国の都市を次々と破壊して回り、瞬く間に人類は破滅寸前へと追い込まれてしまう。人類は一致団結して科学や軍事のテクノロジーを結集し、生命体に対抗可能な人型巨大兵器イェーガーの開発に成功する。パイロットとして選ばれた精鋭たちはイェーガーに乗り込んで生命体に立ち向かっていくが、その底知れぬパワーに苦戦を強いられていく。
私は日本人だ。
この映画には日本が。日本人がいる。
世界の映画に。
それだけでも誇り。
駄作でもうれしい。
それなのに。
それ以上。
想像以上。
ここには尊敬が詰まってる。
日本への愛が。
日本人なら劇場へ。
この夏、暑さが吹き飛ぶ「カッケー」がそこにはある。
怪獣はモンスターではない。
怪獣は「KAIJU」なのだ。
唯一無二の存在。
だから英語にしない敬意。
それだけでもう感動。
巨大生命体を倒す人型巨大兵器イェーガー。
大げさすぎないガンダムのよう。
監督のこだわりを感じるかっこよすぎない造形。
実は.......
昔、付き合っていた人がガンダム好きだった。
部屋には何体も飾ってあって、組み立てるのが趣味だった。
女子はそうかもしれないが、強いものへの憧れやかっこよさがイマイチ分からない。
ガンダムのアニメも見せられたが、全部同じに見えた。
やたら難しいストーリーも鼻についた。
エヴァもそうだ。
ただの鉄の塊じゃん。と。
あれから○年.....
私は、深く反省した。
あれは、鉄の塊ではなかった。
人類を救う英雄だったと。
ギレルモは、実に頭とセンスがいい。
ソードを使うあたりも萌える。
怪獣だってそうだ。
どこやらキュート。
ハイテクで凶暴で優秀。
血は、ネオン系。
オシャレだし。流行だしね。
どちらも日本愛。
日本から生まれた愛しき"あれら"。
一人では戦えないイェーガー。
相思相愛でなければ意思疎通はできない。
いつだってつながっている人類。
破壊では生まれない愛。
KAIJUとイェーガーが所構わずファイト。
きっと人類を救う代償は大きい。
それでもいいんです。
私はこのパンチが見たかった。
効かせてくれ、そのインパクト。
魅せてくれ、そのパワー。
肉と肉がぶつかり合うカッケー戦い。
これは、女人禁制じゃない。
そこは、解禁された。
男にも女にもこのカッコよさは分かる。
日本は入口。
世界は無限。
ちぶ~的ジャパニーズ度5
無表情凛子が大活躍!アクションは本物!茉菜ちゃんは絶対生意気そうだけど、女優としては本物!あの涙には勝てない!海外映画で日本人を見れる。それは誇り。