ホラー映画さえあれば!

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

凍えてらぁ「レスラー」

昨日一日寒い思いをしたせいが、疲れが全くとれていない。


20代後半ともなると、冷えが体を蝕む。


しかも視界に入る人はお寒い人が多い。


ドン引いたので、体温もずっと下がりっぱなし。


目も体も毒だらけ。


最近、イケメンも見ていないし。


癒されることは滅多にない。


誰も温めてくれない。


私、ぐったり。


今の私、こんな感じダウンにうなだれている。


ブラックなちぶ~の評論日記☆
あらすじは......

かつては人気を極めたものの今では落ち目のレスラー、ランディ(ミッキー・ローク)。ある日、ステロイドの副作用のために心臓発作を起こし、レスラー生命を絶たれてしまう。家族とはうまくいかずストリッパーのキャシディ(マリサ・トメイ)にも振られ、孤独に打ちひしがれる中で、ランディは再びリングに上がる決意をする。







バカになるくらい何かに熱中したことがありますか。


命よりも捧げたい信念。


見ようによってはただのバカ。


それなのにどうしてだろう。


心を打たれる。


ここまで何かに執着したことがないからだろうか。


こうはなりたくないのに、なぜかうらやましく思う。


誰にもあるものじゃない。


その生きざまに、人間の脅威を見る。






スポーツは、華のある世界のように見えてその裏は想像を絶するものがある。


これは映画だから、オーバーかもしれないがないとは言い切れない。


選手は使い捨てであり、需要がなければ即次の選手がやってくる。


観客に求められなくなれば、自分は終わってなくとも終わってしまう。


成功すれば、名誉も金も巨大なものが手に入るが失うときは一瞬だ。


今まで吸った甘い蜜が忘れられず、落ちぶれた自分とのギャップを埋めることができない。


麻薬のように、そこから囚われて留まってしまう。


自分の居場所はそこにあると信じて疑わない。


周りを見渡すことさえできなくなるのだ。


ランディは不器用だ。


でも、それだけでここまでレスラーでいることにこだわったのではないだろう。


プロレスを愛してやまず、何を投げ打ってでもそれだけは捨てることができない。


彼にとって、プロレスは命よりも大切なものだったに違いない。


こういうと、美談に聞こえるが.....


果たしてそうだろうか。


私は、ゾっとした。


そこらへんのホラーよりも怖かった。


この男の執念が不気味に思えた。


似合わないロン毛のせいではない。


まっすぐで純粋な心ほど悪魔に近い。


”レスラー”という呪いをかけられた男。


孤独が人を追い込んでいく。


もし、彼がプロレスだけでなく”人”をきちんと愛せていたらこうはならないでしょう。









ちぶ~的リアルレスラー度5パンチ!パンチ!パンチ!パンチ!パンチ!

整形でちょっと崩れた顔と役がピッタリのミッキーさん。やはりこの人は色男じゃなくなっても、スターの香りがする。

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