気分を変えたいときは頭から。
就職活動のせいで染められなかった髪を久しぶりに明るくしに美容室へ。
髪もカットしてスッキリ。
もうどうでもいい。
自分の好きなスタイルでゆく。
遠慮と作り笑いに疲れた。
だんだん自分らしさを出してきたら、私が爆発するころだと思っていい。
結局、本性というものは隠しきれないのだ。
「時計じかけのオレンジ」のように.......
解説は....
鬼才スタンリー・キューブリック監督の描く傑作SF。近未来、毎日のように暴力やセックスに明け暮れていた不良グループの首領アレックス(マルコム・マクダウェル)は、ある殺人事件で仲間に裏切られ、ついに投獄させられてしまう。そこで彼は、攻撃性を絶つ洗脳の実験台に立たされるが……。
スタンリー・キューブリックの名作。
名作嫌い克服キャンペーン実施中。
この人の作品で最初に見たのは、遺作「アイズ・ワイズ・シャット」。
とっても合わなかった。
私にとってはただのエロ入門編であった。
そして嫌いなプライベート絡みの共演起用。
以後、敬遠。
巨匠嫌い勃発。
今回、意を決して手を出した次第。
冒険もののSFだと思ってたら暴力入門編であった。
入門シリーズは、別世界への入口なり。
マルコム・マクダウェルの存在感が絶大。
ブルーアイと不敵な笑みは、本能の危うさそのもの。
つけまつげは片方だけ。
言いたい。
落ちてますよと言いたい衝動抑えるのに必死。
それってオシャレなの?
お母さんがダメージ加工のジーンズを見て、本気でぼろいものを履いていると勘違いする感覚と一緒。
きっとアシンメトリーは、不秩序な世の中。
本能むき出しの暴力とエロ。
常に秘めているような狂気。
マルコム意外に出せない世界観、ここにあり。
全体的にクラシックとミュージカル調が多し。
独自の世界観や色使いはセンスを感じる。
映像も凝っており、印象深いカットもある。
でも。
ハッキリ言って自己陶酔が見え隠れする。
ミュージカルもそんな感じが嫌だ。
暴力描写とエロも見せれば観客が満足するだろうと思ってる感。
自分の好きなものを詰め込んでるだけ。
そこは、エロ入門編に引き続き気に食わないのである。
こういう映画を好きだと言えばカッコイイと勘違いしている輩、お逝きなさい。
まぁ、実験的映画だったのかもしれません。
後半からは、監督の趣味ごり押しだけじゃない展開を魅せてくれる。
暴力からは暴力しか生まない。
本能と本性は、一生変えることのできない枷である。
消えることのない悪。
私は、抑えようとした奴らも悪に見えました。
ちぶ~的やっちゃった感5
因果応報な感じ。つい「あらまっ」と団地の主婦みたいに声が出ました。