寒い。
残暑にウンザリしてたと思ってたら、急に冬。
ストーブは、必需品。
この季節は、寒くて乾燥する。
そして、私はデンギウナギと化す。
何を触ってもビリビリ電流が.....
肩こりの人は電気がたまりやすいらしい。
痛い。怖い。無意味。
どうせならこの私の無駄な電気、何かに役立てたい。
そのうち、ストーブを触っただけで点いたりしないかしら。
「4デイズ」の核爆発くらいのパワーはありませんけど。
気持ちはそれくらいの威力。
静電気をなめたらあかんで~。
あらすじは....
イスラム系アメリカ人のテロリストにより国内3か所に核爆弾が仕掛けられ、4日(96時間)以内に爆発するという事態が発生。危機的状況の中、FBIのエリート捜査官ヘレン(キャリー=アン・モス)のところには手段を選ばない尋問のプロ“H”(サミュエル・L・ジャクソン)が召喚され、テロリストへの尋問を始める。
多くの命を救うためなら多少の犠牲は払うべきなのか。
戦争やテロが身近に起こりうる国、アメリカだからこその視点。
キャラ設定も実にアメリカっぽい。
その風刺、必要です。
アメリカ以外の国から見たら、また違う捉え方だろう。
サミュエル・L・ジャクソンの尋問。
めちゃくちゃ。
人道に外れることしかしない。
とにかく迫る。
追いつめる。
息苦しい。
それくらいの圧。
でも、信念を貫こうとするとこうなる。
全然読み取れない葛藤。
むしろ愉快犯のような残酷さに共感すら抱かせる。
サミュエル、63歳。
変わらないすごさと顔、まだ死なない。
四角い。
考えも四角い。
顔も固そうで中身も固いキャラ。
善意が揺るぐ。
自分の信念を見失う。
個性的な顔、こういう役に重宝。
男と対等に戦える女。
でも、この人の魅力いつもわかんない。
これは完全なる低予算サスペンスなり。
壮大なスケールの話なのに、主要な登場人物は3,4人くらい。
国の命運が二人の肩に。
肩が木端微塵になりそうな勢い。
でも、そんなに不自然じゃない感じ。
地味めだけど、工夫あり。
メンツはそこそこでも、B級映画と言えるほどのスケール。
と、考えると素晴らしい出来。
ショッキング売りは鬱陶しかったので、もう褒めない。
命の重さが計れたら、軽い方を切り捨てるのが合理的かもしれない。
でも、人道的にはどうなのか。
人間は、命を重さで切り捨てられないものがある。
脂肪ならいいんですけども。
無駄な脂肪はあっても無駄な命はないですね。
たとえ、それが殺人犯であっても。
生きるということは、生きる人すべてに与えられた罰ですので。
死ぬよりも生きる方がつらいのですから。
ちぶ~的ヒステリー度5