臨時ってアルバイトらしいです。
それなのに、仕事が終わりません。
毎日山盛り。
他の人から仕事も頼まれるのでずっと自分の仕事ばかりできるわけでもない。
当然のことながら、一週間ではまだ仕事に時間がかかります。
あまりにも溜まっていたものだからチクリと言われる始末。
誰も私の仕事を管理してないということは、もともと大したことないからだとは思うのですが。
不安だし、スッキリしなくて心地悪い。
もっといい加減な人間だったら続く仕事なのかもしれません。
ちゃんと仕事をしたい私にとっては苦痛。
........就職活動頑張ります。
「テイク・シェルター」の恐怖に私の恐怖がかぶるんです。
得体の知れない不安って本当にしんどいですからね。
あらすじは...
小さな田舎町で妻子と充実した生活を送っていたカーティス(マイケル・シャノン)は、大災害の夢を見るようになる。恐怖、まもなく地球規模の天災が起きると思い込んだ彼は、避難用のシェルターを作り始める。そんなカーティスの行動を、家族や周囲の人々は理解できず……。
色々賞も獲っている作品。
そういうのって眠いのが多い。
この前見た「メランコリア」に似てる。
あっちよりは、いい子ぶっているけれど。
この暗さと淡々さにやっぱり爆睡してしまった私。
カルトっぽい流れは好みであるのに。
ラストの運びといいなんといい....
ハッキリするところがもう少しあれば、起きていられたかもしれない。
変な夢にどんどん浸食されていくカーティスを演じたマイケル・シャノン。
この人の陰険そうな感じと地味なオーラがマッチしている。
こんな夫は面倒である。
カーティスの起きるかどうか分からないものに怯える姿は、現代と重なる部分がある。
遠いところで起きていることが、本当は自分の身近なところにも浸食されていることってあるから。
不景気なんてわかりやすい例だ。
どうすることもできるはずがないのに、もがく。
人間って常に希望を持ちたい生き物だから。
妻役を演じたジェシカ・チャスティン。
最近になって、ブライス・ダラス・ハワードとは別人だと気づいた。
似ている。
よく見たらブライスを庶民的にした感じ。
だから、ブライスよりは役幅が広いかもしれない。
健気な妻役はピッタリ。
いつも不安そうな表情がリアリティを生む。
静かで不穏な空気が流れるストーリー展開。
人は常に不安や失望も抱えて生きていく。
シェルターが意味するものとは何か。
心の避難場所。
生き延びるための術。
自分の身を守る殻なのではないだろうか。
あるだけで安心。
シェルターという名の希望。
あのラストは、生きるということに対する挑戦状かもしれない。
私にとってのシェルターは何か。
このままでは、吹っ飛ばされそうである。
ちぶ~的女は強し度5
気弱な旦那でも、奥さんが強ければ大丈夫。あの張り手はなかなか痛そうだった....