『マイケルをいじめないで。』
ハロウィンシリーズはどんなに長引いてもつまらなくなっても観る主義。
それくらいオリジナルの「ハロウィン」が大好きだった。
あの音楽が奏でられるだけでワクワクする!
ローリー(ジェイミー・リー・カーティス)だっていまだに律儀にこのシリーズに出続けてくれている。
それだけでファンは幸せだと思う。
だけど、今回のエピソードは不要だったように思う。
きっとジェイミー・リー・カーティスも脚本を読んでこう思ったはずだ。
「マイケルをいじめないで。」と。
これ、思いっきり蛇足。
きっと次回作あたりで決着をつけるんだろうけど、それまでのツナギみたいな内容だ。
言葉を発しないマイケルは、無言で人を殺し続ける。
不器用な彼は、無表情で首を傾げることしかできない…
街の人々はマイケルを恐れ、集団ヒステリー状態。
そのくだりは、変な宗教みたいで不快だった。
マイケルが悪いんだけど、ハートは6歳なのにと腹が立った。
皆が怖がれば怖がるほど、マイケルが強くなっていく姿に応援したくなってしまった。
で、あれ?なんか違うよなということに気づく(笑)
ファイナルに向けてマイケルのファンを増やそうという魂胆だったのなら、私はまんまと引っ掛かってしまった。
今回はローリーよりマイケルの味方が増えたと思う。
そして、あのオチの意味とは?
急に今後の見通しが見えなくなり不安になった。
これがマイケルの呪いなのだろうか。
どちらにせよ、最後まで見届けなければ。
私が死ぬまでにこのシリーズの終わりを見届けないと安らかに眠れないと思いますからね。
ちぶ〜的ハロウィン度5
殺人鬼の家でハロウィンを過ごすってさすがアメリカ人って感じ(笑)どんだけ怖いの好きなんだよ(笑)
本日紹介した映画は…
ハロウィン KILLS (2021)
HALLOWEEN KILLS
- 監督 デヴィッド・ゴードン・グリーン
- あらすじは…
- 殺そうとしていたローリー・ストロード(ジェイミー・リー・カーティス)のトラップにはまり、燃え盛る家に閉じ込められたマイケル・マイヤーズ。だが、彼は炎から抜け出し、自身と深い因縁のある街ハドンフィールドで次々と人々を惨殺していく。住民たちはマイケルを倒そうと決起するが、その一方で恐怖に耐え切れずに暴徒と化してしまう者もいた。街が騒然とする中、ローリーは今度こそマイケルと決着をつけようと準備を進めていた。
- (yahoo!映画より引用)