『妄想が生きる糧。』
ティム・ロビンス主演の「ジェイコブス・ラダー」のリメイク版。
オリジナル版とは別物としてみたほうがいい。
雰囲気がそもそも違いすぎて...
ま、もうオリジナル版を思い出せないんですが(笑)
こちらのリメイク版よりもっとおぞましくて不気味だった気がする。
これはこれで怖いラストが待っている。
生きるためには妄想が必要って改めて思いました。
戦争と自分の兄。
幸せな自分と帰ってきた不幸な兄。
死んでると思っていた兄の帰還でどんどん追い詰められていく弟。
幻覚なのか現実なのかが分からなくなっていき、混乱していく様はホラー映画のよう。
あの名シーン、頭クラクラ?頭シュルシュル?も見れる(笑)
私はあのオチに何気にびっくり。
恐怖より悲しさがこみ上げる。
現実って厳しい...
それでも現実と向き合って生きていかなければ何も変わらないんですよねぇ。
ちょっとライトになったリメイク版ですが、さらっと見れるのでホラー好きはそこそこ楽しめるかな~。
正直、もっとえげつない内容があってもよかったとは思いますけどね。
ちぶ~的誰だ~?度3
ちょっと無理やりすぎるオチですが、名作のリメイクにしては頑張っていたかもしれません。
本日紹介した映画は...
ジェイコブス・ラダー (2019)
JACOB'S LADDER