大っ嫌いな面接に行ってきました。
行ってみたらびっくり。
募集内容と全然違う。
事務補助じゃないやん。
ただの事務や、それ。
思いっきりハード。
そして、よくもない給料。
とにかく仕事が欲しくて必死だから、「大丈夫ですか?」って聞かれて無理ですと言えるわけがない。
確信犯であろうそのやり方に、抵抗もできないプー。
そのやり方、切り捨て御免!
「るろうに剣心」の剣心みたいに、斬れたらどんなにいいか。
社会って厳しいもんですね。
あらすじは...
幕末から明治になり、かつて「人斬(き)り抜刀斎」として恐れられた剣客・緋村剣心(佐藤健)は「不殺(ころさず)」の誓いのもと流浪人となっていた。流浪の旅の途中、剣心は神谷道場の師範代・薫(武井咲)を助けたことから、薫のところで居候することに。一方、街では「抜刀斎」を名乗る人物による人斬(き)り事件が発生しており……。
ソードアクションは、日本映画よりも海外映画で見ることが多い気がする。
矛盾を感じていた私は、日本でこういう映画がつくられただけでうれしい。
作風も海外を意識した作りがあり、エンタメとしては楽しめる。
海外ファンも多い原作。
原作は、るろうにブームの時に読んでた記憶あり。
原作に忠実との噂があったのだが、私には分からなかった。
全く原作が思い出せなかったのだ。
徹底したキャラづくりが”忠実”という意味だったのかもしれない。
原作ファンにはどう映ったのか。
どちらにせよ原作が素晴らしすぎる場合、実写化は困難を極める。
剣心役の佐藤健。
全く期待していなかった。
ふたを開けてみたら、ぴったりな気がしてくるから不思議。
見た目や雰囲気は上出来。
ただ....
冒頭は、何を言ってるか聞き取りにくい。
腹から声を出せ。
それは役作りかもしれない。
陰と陽を出すための。
しかし、ボソっと言ったセリフでさえハッキリ聞こえるのが俳優のセリフというもの。
「オロ」も「ごさる」も浮いている。
馴染みきれていない。
おぬし、まだまだじゃと言いたくなったが...
中盤から後半にかけては、強弱のある感情を見せてくれた。
ダークサイドに落ちそうになったときの剣心。
瞳の奥の闇を映し出していた。
なんだかシリーズ化しそうだから、今後に期待。
事務所の大売り出し的な武井咲。
なんにでも出る。
だからか。
発声はいい。
少なくとも佐藤健よりは。
早くとんでもない役をやるといい。
この人のビッチ役がみたい。
清純な役で収まるような女優ではなかろう。
悪役の吉川晃司は、なかなかよかった。
体格がよく、迫力もある。
それは江口洋介も同じ。
もっと江口が見たかった。
江口が斬っているところは、次回に持ち越そうとしているのか。
ベスト悪役は、綾野剛だと思う。
いつも通りですけども。
彼は、こういうのにハマれます。
ストーリーは、マジメ化。
相棒っぽい相楽左之助がコメディ担当なんだろう。
ふざけてるのは彼だけである。
私的には、原作ではもっと笑えた気がする。
アクションコメディな感じにしてもよかったと思う。
真面目なアクションは、確かに手が込んでいる。
映像も迫力があり、かっこいい。
早くて見えませんけどね。
笑いがない映画は寂しい。
本格派正統派アクション。
ハードルの高いものに敢えて挑戦。
でも、血が見れない。
人は斬らない剣心だから。
斬ってほしい私。
ええ。
血に飢えているのでござる。
ちぶ~的ロンゲ度5
男のロンゲは気に入らない。私は、そなたの髪を切りたい!