夏と言えば祭り。
イコール楽しいイベント。
これっぽっちも楽しくない祭りなんて存在しない。
もし、あるとすればその人自身の問題である。
まさにお祭り映画だった「アベンジャーズ」
祭りがつまらないわけがない。
一緒に行った先輩もハズれない男。
楽しくないわけがない。
あらすじは...
人知を超えた悪によってひそかに進められる地球壊滅の陰謀。それを食い止めるべく、大富豪で天才発明家アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)、神々の国から地球ヘと追放された雷神ソー(クリス・ヘムズワース)、感情の爆発によって容姿を激変させる科学者ハルク(マーク・ラファロ)などを集めた部隊アベンジャーズが結成される。しかし、各々が抱えているつらい過去や苦悩が浮き上がっては衝突し合うようになり、人類史上最大の危機に立ち向かうチームとしての機能が消失しかけていた。
これぞ、映画。
映画の醍醐味がつまっている。
こんなにいたらまとまらないと思っていた。
駄作臭がしたので、期待はしなかった。
見て思った。
私、マーベル好きだと。
アイアンマンがシャレたことを言う。
ハルクが暴れる。
ソーがずっと野獣キャラでいる。
それだけで、テンションがあがる。
しかも、全体にちりばめられたコメディ要素。
ずっとどこかで笑わせようとしてくれるサービス精神。
アメリカンなバカくささ。
ストーリー?
もはやそんなの関係ない。
何も考えずに。
好きなキャラが出てきて笑う。
それでいいのだっ!
一番好きなキャラは「マイティー・ソー」のソー。
神様なくせに、感情任せな野獣さが大好きである。
あのロンゲにマッチョ。
他に似合う人がいるか。
いるわけない。
ストーリーの流れ的に、ソーの義弟ロキが騒動の発端なので「マイティー・ソー」は、見てからの方がいいかもしれない。
「アイアンマン」のトニー・スタークが一番かっこよかった。
金持ちの道楽で地球を救う感じが好きである。
いつもながらの饒舌なトーク。
観客を決して裏切らない。
見習いたい。
途中の謎解きは、シャーロック・ホームズに見える。
混ざるのでご注意。
これを見ると、絶対に「アイアンマン3」が見たくなる。
コスチュームがオツな「キャプテン・アメリカ」のスティーブ・グラント・ロジャース。
というかキャプテン。
頭のAがずっと気になってしかたない。
まんまキャプテン力(りょく)を発揮して、ガンガンみんなをまとめるところも笑えた。
分かりやすいってイイ。
この映画、とにかくハルクの使い方が絶品であった。
むしろ、こいつだけでイケたんじゃないかという疑い。
ハルクはデカいだけじゃない。
偉大なんです。
紅一点だったスカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィンドウ。
何も出さなくてもセクシー。
スーツの隙間から漏れているフェロモン。
汗臭い男たちの濃さを薄めてくれる美しさは、皆を魅了する。
ホーク・アイ演じたジェレミー・レナー自身は好き。
でも、このキャラを全く知らない気がする。
基本的に、弓なので地道に敵をやっつけるスタイル。
その気長さ、私もほしいのである。
他にもいろんなキャラが登場し、出てくるだけで興奮させてくれる。
これを見るとそれぞれのキャラの映画も見たくなる。
マーベルの思う壺なのに。
それでも、きっと見てしまう。
誰もが小さいころヒーローにあこがれた。
ヒーローを見ると自分も強くなれる気がした。
男性でも女性でもそんな気持ちをまだ忘れてないのかもしれません。
最後まで、席を立たずに。
どこまでも笑わせようとするアメリカン精神に陶酔しよう。
ちぶ~的お得感5
1400円でこんなにたくさんのキャラが見れるなんて、お買い得よ!