3連休明けの初日はダルい。
授業はいつも通り過酷なのに、頭が追いつかない。
今日は、先生もわからない原因不明のトラブルにやられた。
あと3日もあるだなんて、憂鬱である。
帰りは、変な暑さで息苦しくなるほど。
頭がぼーっとしてました。
だからでしょうか。
目を疑いたくなる光景を見ました。
門の向こうで縄跳びしている人。
裸で..................
門があるから、道の向こう側には見えないと思ったのでしょうか。
つーか。
服.....
着ろよ。
確かに私も脱ぎたいくらい暑かったですけどね。
びっくりして二度見しました。
人って本当にびっくりすると、マンガのような行動をするんですね。
「ミラージュ」の主人公のように、ヒーローでも目指してたんでしょうか。
体格は、筋肉というより脂肪に見えました。
あらすじは....
クラブの用心棒マルコ(マルコ・ザロール)は、強盗に襲われ両親を惨殺された過去をもつ男。唯一の家族、弟のチトはそのショックで心を閉ざし、現在入院療養中。愛する弟の治療費と生活費を稼ぐため、クラブのオーナーからの嫌がらせに耐えながら、毎日一人黙々とトレーニングを続けるマルコだったが、ある日、日課のジョギング中に偶然強盗団が押し入る現場に遭遇する。とっさに強盗のマスクを奪って顔を覆い強盗団を撃退、襲われていた住人女性を救う。そのまま顔を見せずにその場を立ち去ったマルコ。 次の日、ワイドショーでは「覆面ヒーロー、強盗を退治!」のニュースで大騒ぎとなる。マルコが助けた女性は人気美人TVレポーター、マリアだったのだ。チトもニュースを見て大喜び。覆面ヒーローのマネをして少しずつ心を開いていく。 その様子を見たマルコは、弟のために一大決断をする。お手製の覆面をかぶり、「ミラージュマン」と名乗って街に巣食う悪者たちと戦うことを決意する....
お手軽ヒーローものです。
でも、あの「キック・アス」より先。
あっちは派手ですが、こっちは地味。
そして、チープ。
私は、断然ミラージュ派。
低予算映画の成功例だと思います。
このパッケージに騙されてはいけません。
ただのオバカ映画だと思うでしょう。
これは、感動のヒーロー映画なのです。
狙っていない感動があります。
なんかグッとくる。
とっても地味だけど。
心温まるお話なんです。
主人公のマルコが、ヒーローになるのは弟のため。
もう、ええ話や。
図体はデカくても心は優しい無口ガイ。
ハートは脆く、デリケート。
ほとんどしゃべらないので、表情だけ。
落ち込んだりしたときの顔が、図体に合ってなくてかわいく見える。
マルコ演じたマルコさん。
アクション専門って感じなので、演技控えたのかしら。
その謙虚さ、余計素敵!
マルコアクションは、とってもリアルなんです。
本人がきちんとやっているようだし、技も自然。
映画のためのアクションって感じがない。
アクションの違う方向からの魅せ方。
マルコさんに合った演技とアクション。
バランスの良さが感じられます。
ラストで、泣きそうになった。
予想ガイです。
なんだこの地味にくる感動は!って嬉しくなりました。
低予算映画ってこれだから見るのやめられない。
発掘の楽しさが増してしまいました。
お金かければかけた分だけ成功するなんてことはありません。
人の心をつかむのに、お金はいらないのです。
ご清聴ありがとうございました。
ちぶ~的アクション度4
チリアクションというより、カンフー?カンフーは、チリにも普及しているようです。