世の中にはいろんな人がいる。
そんなのは、25歳過ぎたころにはとっくに分かりきっていること。
自分は自分であって、他人は他人。
違うのが当たり前。
しかし、それが分かっていない人がたまにいたりする。
特に会社や何かの集団の中に一人はいるものだ。
自分があることは悪いことではない。
でも、相手にも同じ考えを求めるのはお門違いである。
仲がいい人ならかまわない。
そんなに親しくない人に、「~なんだろ?」、「~した方がいいよ」という言葉が出てきた時点で閉店。
あなたは私のなんですかと聞きたい。
もう、シャッターは開かない。
日本国憲法第19条に、思想・良心の自由は定められているではないか。
私は自由なのだ。
かまわないでくれ。
リメイク版「フライトナイト/恐怖の夜」のように、自分の血を押し付けるのと同じで同化させたいということか。
誰かの色に染まるなんて御免である。
あらすじは....
高校生のチャーリー(アントン・イェルチン)は、母親(トニ・コレット)とラスベガス郊外の街で平和に暮らしていた。ところがある日、彼らの家の隣にジェリー(コリン・ファレル)が引っ越してきてから、失踪(しっそう)者の数が増え始める。チャーリーの友人エド(クリストファー・ミンツ=プラッセ)は、ジェリーがヴァンパイアだと主張し……。
先にオリジナルを見ていた私。
これは、リメイク成功のいい例かもしれない。
オリジナルにはあった思春期特有の繊細。
それが、ずっと愛されている理由。
それをバッサリと切り捨てている。
もう、エンタメとしての別物を目指したんだろう。
変に同じよりは、潔い。
現代のアメリカンヴァンパイアは、とにかくわかりやすい。
そして、みんな最初から味方という平和さがいいね。
オリジナル版のジェリー役、クリス・サランドン。
当時は、セクシーで有名な俳優だったと思う。
80年代生まれの私には、ちょっと分からない。
ストーリーとか、一緒に戦うヘタレなおっさんピーターとの掛け合いは好きだけど。
イマイチのりきれなかった。
しかし、リメイク版のコリン・ファレル。
セクシー全開。
ホルモン過多である。
もう、牙が出ただけで大興奮。
なんだありゃ。
あの強引さ、今の草食男子に伝授してくださいよ。
生命力と繁殖力が期待できる。
少子化社会の今だからこそ必要なヴァンパイアでした。
草食男子、リメイク版アントン・イェルチン。
オリジナル版と違って、悩みのないキャラなのに顔が悩ましいので深く見えた。
顔徳。
最初は、垢抜けない感じのダサ男なんだけど....
美女と付き合っているせいなのか、演技力なのか。
どんどんかっこよく見えてくる。
男は、女を守るために強くなるということか。
最後、予想外の肉体美を見てクラっときてしまった私。
あの体は反則。
なんであんな子にこんな美女が?と思ういつもの疑問は、体で理解できました。
ホラーのリメイク多発中。
現代風と言いながらも古めかしい感じになってしまうだけの作品も見受けられる。
成功させるには、家のリフォームと同じ。
本当に大事なところだけあればいい。
時代も違うと人の価値観も変わる。
そこをうまく切り替えたら、リメイクでもオリジナリティのある作品に仕上がるだろう。
いつまでも、過去の栄光を押し付けられるのははた迷惑ってもんです。
映画よ、大志を抱け。
ちぶ~的血みどろ感4
ヴァンパイアが噛みつくのが首なのは、頸動脈があるからか。セクシーに見せたいからか。