3日連続の9時オーバー残業は疲れる。
というかこういうのが久しぶり過ぎて疲れる。
昔は毎日がそんな感じだったので疲労すら感じなかったけど。
もう、若くない。
ちょっと無理しただけで血の気が引いた感じ。
今度、レバーをむしゃむしゃ食いまくってやろうと思う。
「血の唇」の血もは、多かったり、引けてみたりと忙しい。
あらすじは....
ヴァンパイアの愛と人生を描いて、ソープオペラの新たな鉱脈を掘り当てた人気テレビドラマには、この鮮血も生々しいフルカラーによる映画版も存在した。監督は『ダーク・シャドウ』の生みの親ダン・カーティス。『血の唇』の主役は豪壮なコリンウッド邸の悩める主バーナバス・コリンズ。血清の注射によって普通の人間になろうとする彼だが、ここ呪われたコリンウッドでは普通の人生など望めないのであった。
完全に陳腐なコメディだと思っていた。
見てみたらびっくり。
これは大真面目。
大真面目なヴァンパイアだよ。
最近、ふざけたヴァンパイア映画しか見ていなかったことを反省。
古典で典型的な王道。
思えば、これが本来の姿だった。
あまりにも最近ヴァンパイア系の映画がたくさん増えたので、本物を見失っていた。
そうだった。
ヴァンパイアは血を求めているんだった。
杭を打たれたらちゃんと死ぬ。
十字架を嫌い、恐れる。
愛よりも支配を求める。
永遠の命をもち、思うがままに生きる。
その欲が怖ろしい。
笑いは一切ないが、ヴァンパイアの基本を再確認できた。
よく考えれば、ヴァンパイアと人間の恋に純愛なんて最初から不可能。
つい、流行にのっかってしまって妙に納得してたぜ。
くわばらくわばら。
私的に、吸血鬼を治す薬を発明してくれる熟女の嫉妬にワクワクした。
若い子になんか負けたくないのだ。
自分の方がずっと尽くして愛しているのにっ!というドロドロな女心。
いつだって嫉妬や独占欲は人を狂わせる。
ヴァンパイアも人間の予測のつかない果てなき欲に負けたのかもしれない。
ちぶ~的ダーク・シャドウ度1
そもそも白塗りじゃないし。笑い飛ばせるような重さでもない。元ネタってだけでほぼ別物だと思った方がいい。