繁忙期。
仕事が終わらない。
相棒も終わらないはずなのに。
すぐ帰ろうとする。
どうせ後回しにしてもやらないといけないのは変わりないのに。
普通の女子ってのはこんなにも意気地がないものだろうか。
自分、体育会系なんでわかんないっす。
「イグジステンズ」も脊髄に穴をあける意気地がない人は無理ね。
解説....
鬼才デビッド・クローネンバーグ監督によるSFサスペンス。脊髄に穴をあけ、そこにバイオケーブルを接続して楽しむバーチャルリアリティゲーム。その最新ゲームをめぐり、天才ゲームデザイナーと反ゲーム主義者たちとの闘いが繰り広げられる。クローネンバーグ独特の、奇妙かつダークなビジュアルが満載。究極の体感ゲーム「イグジステンズ」の発表会で、女性ゲームデザイナーが狙撃された。彼女は会場にいた男性と、その陰謀を暴こうとするが・・・。
デビッド・クローネンバーグ監督作品。
ゲームの世界と現実の世界を行き来する。
自分の居場所に確信が持てない恐怖。
相変わらずのグロテスクな世界が体を心を浸食する。
比較的、クローネンバーグ作品では優しい謎をあなたは解けますか。
もう、脊髄に穴を開けるってのが無理。
ピアスの穴ですら開けるのが怖くて片方しか開けてないのに...
この世界では脊髄に穴を開けるってよ。
ウニョウニョなへその緒みたいなコードでつなげる。
なんか清潔じゃないし。
絶対に体に悪い。
言うまでもなく、脊髄に穴を開けて脳がゲームの世界とつながるなんて危険すぎる。
どんなにゲームの世界が楽しくてもそこまでしてゲームがしたいなんて思うだろうか。
そう考えると、現実逃避から生まれたゲームなのかもしれないけれど。
未だにオチの意味が明確に分かっていないお馬鹿な私。
見ているこっちも現在の場所が分からなくなる。
思想の自由が求めた果て。
現実と妄想の混在が形成する。
意味わからん。
グロテスク。
それがクローネンバーグ。
誰にもマネできないヘンテコリンな世界。
一度は体験してみるのもいいでしょう。
ちぶ~的ドロドロ度
どうやら「ビデオドローム」をゲームの世界に置き換えてわかりやすく描いているらしい。が、私はビデオドロームの方が分かりやすかったぞ...