今は、Ameba(アメーバ)のゲーム、龍の音楽祭イベント開催中で毎日忙しい。
やりすぎて、本気で住みたくなってます。
現実逃避。
行き過ぎると怖いですね。
「CURE キュア」みたいな別世界の人にならないように気を付けようと思います。
あらすじは...
不気味な殺人事件が発生した。被害者は鈍器で殴打後、首から胸にかけてX字型に切り裂かれていたのである。犯人は現場で逮捕されたが、なぜ被害者を殺害したのか、その理由を覚えていなかった。そして酷似した事件が次々と発生していった。これらの事件を追うことになった刑事の高部(役所広司)は、精神を病んでいる妻()との生活と、進展しない捜査に翻弄されて疲弊してゆく。やがて、加害者たちが犯行直前に出会ったとされる男の存在が判明する。男の名は間宮邦彦。(萩原聖人)記憶障害を患っており、人に問いかけ続けるその言動は謎めいていた。そんな間宮の態度が高部をさらに追いつめていく....
ツタヤに置いてなかったため、クロサワ基礎作品を見逃していた私。
黒沢清監督の駄作のようで駄作じゃないスレスレの感じが結構好きだったりした。
いつもどこやらはみ出すところが、予測不能で楽しませてくれる。
独特な世界観は、万人受けはしないだろう。
でも、これでやっとわかった。
そこまで愛されるのは、この「CURE キュア」の存在が大きいのではないか。
やはり、日本のホラーの巨匠と認めてやろうと思う。
もう、イラつく。
萩原聖人。
とにかく何回も同じことを、やる気のないような声で聞かれることにウンザリする。
演技がうまいのか下手なのかスレスレすぎて、途中疑う。
後半、それは作戦だったと気づく。
前半、ただイラついていたセリフがどんどん怖ろしくなる。
一体、お前は何なんだと叫びたくなる。
結局よく分からないところが憎たらしい。
萩原聖人の元々の喪失感がにじみ出ている顔をうまく利用している。
この人、ペ・ヨンジュンなんかやっている場合ではない。
微笑んで女のために泣くよりも、ニヤつきながら爽やかに殺人をした方が似合う。
まさにスマイルキラー。
もっとキラーを期待。
役所広司は、見事に萩原を消すことなくバランスのいいお仕事をしてる。
他の恐怖を邪魔していない。
ジョニー・デップのように、主役でもわき役でもをどんどん食ってしまう自己陶酔加減がなくて好きだ。
もう、彼がいれば安泰。
最近、クロサワ作品に出ないことが心配でたまりませんが....
「スペイン一家監禁事件」の前に見た「CURE キュア」。
「スペイン一家監禁事件」の恐怖はすっかり消えたというのに、「CURE キュア」の得体の知れない怖さに悩まされています。
ラストを見てより一層わからなくなる。
どうしてだと思えば思うほどにクロサワの罠にハマるんです。
あの効果音とともに、自分もああなりそうで。
現実と夢の狭間に目印なんてわかりやすいものは作っていただけないのでしょうか?
ちぶ~的淡々度3
今までのクロサワ作品のような雰囲気はありつつも、そんなにゆっくりさせてくれない。でんでんは名優です。淡々をブチ抜く!