求職者支援訓練に通うようになってから、頻繁に嫌な夢を見る。
それは、遅刻する夢。
求職者支援訓練は、一度でも遅刻したり無断欠勤をすると給付金がもらえない。
だからなのか、無意識のうちに気にしているらしい。
この夢が今の私にとっては、悪夢である。
お金のために通ってますから。
しかし、悪夢であればまだいい。
「スペイン一家監禁事件」は、ヨーロッパでは多発している押し込み強盗をテーマにリアルに再現した作品。
こんなのは悪夢以上。これを見ても悪夢にうなされるだろう....
あらすじは...
ハイメ(フェルナンド・カヨ)一家は、その日郊外の閑静な住宅地に引っ越して来る。遊びたい盛りの18歳の娘イサ(マヌエラ・ベイェス)と母親マルタ(アナ・ワヘネル)はその晩の外出のことで激しい口論となり、気まずい空気が流れる。ようやく荷物の搬入も終わり、彼らが新居でくつろごうとした矢先、3人組の男たちが押し入って来る。
あの胸くそ悪ムービーで有名な「ファニーゲーム」。
ストーリー展開は、映画の歴史に残る作品であったと思う。思っている。
あれより過激でリアル。
ストーリーは、こっちの方が単純明快。
あっちの方が映画。
これは内容に、重点がない。
でも、追いつめられる。
途中、本気で気分が悪くなった。(満腹状態で鑑賞したせいもありますが)
ホラーに慣れっこな私をそこまでにするなんてなかなかである。
これは....
女子が絶対見てはいけない映画だった。
もう、冒頭から怖かった。
ビニール袋の使い方がうますぎて。
呼吸が怖い...
衝撃的という言葉は、まさにこういうときに使う。
こんなにも強烈な描写にできたのは、カメラワークの素晴らしさが効いているからだと思う。
カットがほとんどないまま流したり、それぞれのキャラの視点から写したり。
全部丸見えより遠いアングルの方が、何が起きているか見えなくて余計怖かったり。
映像でリアリティを出すことに成功している。
もう一つは、やはり娘役のマヌエラ・ベイェス!
新星だなんて信じられない。
あの演技をハリウッド女優はできるのだろうか。
あの怯える姿も気が狂う姿も、まさに極限という感じでこっちまで過呼吸になりそうになった。
最後の最後まで彼女の演技から目が離せなかった。
本当に演技だったのか、疑いたくなるほどに。
こんな胸くそ悪ムービー作ったのは、防犯強化のためでしょうか。
確かに、セコムに入ろうと思わせるけど。
そもそもヨーロッパでは、こんなことが日常茶飯事かと思うと恐ろしくて信じられなくて。
日本はなんて平和な国なんでしょう。
ヨーロッパは、人種差別や貧富の差が激しいからこんなことになるんでしょうか。
目をそむけてはならない現実。
悪夢は、夢じゃない。
だから、逃げたらすぐ警察に電話しましょう。
あと、家の中は全部電波が届くようにしときましょ。
もたもたしていると、一生目覚めることはないかもしれません...
ちぶ~的金持ち度4
プールがある家なんて建てるから狙われるんです。普通が一番なんですよ。