最近、無料動画配信サイトのGayO!で映画「リング」を久しぶりに見た。
最初に見たのはいつだろう。
もう思い出せないくらい前だな。
だって、竹内結子が学生役だったもの。
当時は、全然気づかなかったけど。
女優としては、もう出来上がっていた。
主演で、超棒読みの松嶋奈々子よりも...
うまいという矛盾。
元々、うまくないのは知ってるけどこんなにひどかったとは...
そして、冷静に見たら全く怖くないという....
貞子は、あんなに地味な子だったのでしょうか?
昔見た映画を見直すと、新しい発見があって楽しいですね。
「リング」と同じ井戸がポイントになっている「女と女と井戸の中」を、今日見ましたが。
「リング」見た後のせいか、物足りなさを感じてしまいました...
あらすじは....
人里離れた牧場で、年老いた父親と暮らすへスター(パメラ・レイブ)。長い間二人きりで過ごしていたその家に、キャサリン(ミランダ・オットー)という若い女性が家政婦として住み込むようになる。しばらくしてキャサリンは田舎暮らしと仕事の多さに嫌気が差し、その家を出て行こうとする。しかしヘスターはキャサリンに留まるように説得する。
ありきたりと言ってしまえばありきたりです。
求める女と求められる女。
孤独が織りなす悲劇。
痛々しいんだな、これ。
そして、ホラー調。
映像は、わざとブルーを基調にしています。
ブルーは、冷たくてさびしい印象を強くしますね。
後半になると、井戸が映し出されるシーンが多くなります。
不気味で何か出てきそうな。
そう、貞子とか.....
出てこないと、彼女も寂しいかもしれませんが私も寂しいねん....
井戸からは、何かが出てくるものだとインプットされてしまってることに気付く。
でも、井戸からはもちろん何も出てきません。
捨てちゃったからね。
女二人、それぞれが失くしちゃったもの。
ラストは、ただただ空しい。
二人とも間違ってたんだろうなぁ。
井戸の中は、底知れぬ絶望に思える。
ふたを閉じても意味はない。
それでも、別々の道を歩むきっかけになる。
生きていかなきゃないからね。
人は結局一人ってこと。
ラストにヘスターが子持の奥さんに親切にされる。
あの何気ない優しさで、すべてを失ってもまた歩んでいける希望を得たように見えたし。
キャサリンは、得たはずなのにちっとも幸せそうじゃない。
やっぱり人間って自分勝手で愚かな生き物だと思う。
すべてを得ようなんて無理なのに。
ないものねだりなんだな。
女同士ってのが、また質が悪いと思ってしまった。
中盤、かなり眠かったけど変わった作風で好きです。
オーストラリア映画のゆるい感じをもう少し締めていただけるといいのですが。
そこが、らしさかもしれません。
貞子ちゃんは、オーストラリアにはまだいませんが。
そのうちジェイソンみたいに宇宙にはいくかもしれません。
今後の貞子ちゃんの行く末にも注目です!
ちぶ~的不気味度4
頼むから、出すなら出して!としびれをきらす。