今日は、本屋を散策。
いつも通り映画関係の本を見る。
初心者に薦めるホラー映画が50本紹介されている本を読んでみた。
私は大のホラー好き。
女子で好きな人は、ほとんどいない。(周りに)
「ホラーの何がいいの?」って言われると、結構困る。
なんでなのか、分かっていなかった。
この本には、「ホラーには、人間が本能的に意識している死が必ずある。」と書いてあった。
その死を描くことによって、人間の真髄が表れるのかもしれないと思った。
きっとそれがホラーの醍醐味。
私は、すべてのジャンルの中でホラーが原点だと思う。
気持ち悪がらないで、見てみればいいのにっていつも思う。
加えてあのスリルと衝撃がいいんだけど。
ホラー女子が増えるのを期待してます。
もし、生死がなかったら楽しめなくなることっていっぱいあるなぁと改めて思っちゃいました。
ホラー映画を見ても何も感じなくなったら、つまらん人生ですよ。
「ミスター・ノーバディ」の世界は不死です。(主人公以外は)
考えただけでつらい....
あらすじは......
2092年、化学の進歩で不死が可能となった世界で、118歳のニモ(ジャレッド・レトー)は唯一の命に限りある人間だった。ニモは記憶をたどり昔のことを思い出す。かつて9歳の少年だったニモの人生は、母親について行くか父の元に残るかの選択によって決まったのだった。
まず、ジャレッドのチャラ男ぶりが役に誠実さを与えない気がして心配だった。
繊細な男って感じしないし。
顔があんまり好きじゃない......
でも、役者なんだな。
賞は獲ったりしてないんだけど、役者魂がある。
見直した。
ただ女遊びしてるわけじゃないらしい。
この作品って何も説明がないので難解。
私は、こういうのが好き。
ハッキリしたい人には向いてないけど。
ずっと夢をみているような幻想の世界は、独特で切なく哀しい。
誰にでも後悔はある。
彼みたいに、いろんな選択肢を考えてしまう。
やり直しがきかない。
でも、その方がいい。
終わりがあるからこその選択肢。
正しいか間違っているかなんて誰にもわからない。
人生には答えはない。
人生を皮肉ってるようなところが好きでした。
ニモの世界観は、「もし、あのときこうしていれば」という気持ちの代弁。
私も思います。
あのとき、こうしていたら人生変わってたかもって。
人って後悔する生き物なんですね。
ちぶ~的幻覚度5
主人公の混乱に、自分も巻き込まれます系。