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原爆の父と呼ばれた男の苦悩!日本では...「オッペンハイマー」

オッペンハイマー


「女の趣味が悪すぎて幸せとは程遠かった人」

 

⭐️作品情報

本日の映画🎞️※Filmarks引用 

鑑賞媒体:ALVEシアター

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
Oppenheimer
上映日:2024年03月29日

製作国:アメリカ イギリス

上映時間:180分

監督 クリストファー・ノーラン
脚本 クリストファー・ノーラン

 

キャスト

キリアン・マーフィ

エミリー・ブラント

ロバート・ダウニー・Jr

オールデン・エアエンライク

スコット・グライムズ

ジャック・クエイド

フローレンス・ピュー

⭐️ちぶ〜的評価

🐽🐽🐽3ブヒ(ノーマルちぶ〜)

⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…

原爆の父と呼ばれたJ・ロバート・オッペンハイマーの苦悩を描いたドラマ。戦争を終結させようとアメリカが第二次世界大戦下に立ち上げた極秘プロジェクト「マンハッタン計画」が実行されるが、原爆が投下されたことで世界は一変する。

⭐️ロバート・オッペンハイマーとは?

※グーグル先生に聞いてみた!

ロバート・オッペンハイマー(1904年4月22日 - 1967年2月18日)は、アメリカ合衆国の理論物理学者で、特に第二次世界大戦中のマンハッタン計画において原子爆弾の開発を指揮したことで知られていますね。

なので「原子爆弾の父」とも呼ばれています。

オッペンハイマーはカリフォルニア大学バークレー校とカリフォルニア工科大学で教授を務めた後、ロスアラモス国立研究所の初代所長に就任。

彼の指導の下、科学者たちは1945年に世界初の核実験「トリニティ実験」を成功させ、広島と長崎への原子爆弾投下に至った。

戦後、オッペンハイマー核兵器の軍事利用に反対し、平和的利用を訴えましたが、1954年に反共産主義の流れの中で、彼の安全保障クリアランスは取り消し。

その後は、科学と公衆の間の橋渡し役として活動し続けた。

オッペンハイマー量子力学理論物理学の分野でも多くの貢献をしていて、科学界において重要な存在として評価されていますね。

でも、前述にもあった通り水爆に反対したことで反感を買って彼に対しての評価は下がったまま最期を迎えたようです。

日本人としては、原爆を生み出してしまった人としてそれは当然のことのように感じましたが...

実際、彼が個人的に作りたくて作ったわけではないし、劇中でも描かれていましたが戦争を止めるために作った原爆なので可哀想な気もします。

映画を観て初めて知ったことも多かったので、勉強にはなりますね。

⭐️ぶっちゃけ中盤はお眠りしましたw

題材が題材だけに、私にとっては難しくて退屈な瞬間もありました。

公開当初から話題になり、伝記映画としては興行収入も歴代1位と傑作と名高い作品ですが...

こういう淡々と歴史を語られる系は眠くなるんですよねぇ。

日本人的には、原爆を作った人を称えているような描き方もあって感情移入もそこまでできませんでした。

あと、何よりもオッペンハイマーがなかなかの女好きw

しかも毎回趣味が悪い!

病んでる女ばかりを選んでしまう彼は、幸せとは程遠い...

フローレンス・ピューとのラブシーンは衝撃的!

スタイルがいいとか、裸が綺麗とかいう観点ではなく...

生々しいんですよ、リアルで!

頭がいい人の恋愛は、気持ち悪いと思ってしまったw

そもそも原爆がどうのこうの以前に、女たらし問題が最後まで彼を悪い方向に持っていくのではと思いましたw

⭐️なぜ日本に原爆を落とす必要があったのか

映画で描かれていたことが全てではないでしょうが...

最初はナチスをぶっ壊すため、戦争をやめさせるために作ったはずの原爆...

だけど、使う前にナチスが先に崩壊し使い道を一瞬は無くしたように見えました。

それなのに、「じゃぁ、日本にしよう」みたいな流れが本当に心の底から許せなかった。

”せっかくだからどうしても使いたかった。”

これがアメリカの本音ではないでしょうか。

ここまでお金をかけて作って、結局使わなかったということはできない。

だから、今は日本にとりあえず落とした。

きっと原爆の本当の恐ろしさをきちんと把握できていた人間はほとんど居なかったのでしょう。

人間が溶けて消える...

その地獄をこの原爆を作った人たちが最初から想像できていたとは思いません。

絶対に後悔はしたでしょう。

国のため、戦争を止めるためとはいえ...

その苦悩は描かれていましたが、正直あんなもんじゃないだろうという気持ちの方が強く残りました。

原爆を作った人よりも作らせた国がいけない。

もっと言えば、戦争がいけないんです。

人よりもその罪を憎むべき。

分かっていても、日本人としては複雑な気持ちにしかならない。

この映画はアメリカと日本では大きく評価が分かれるのではないかと思いました。

それでも、戦争や原爆の恐ろしさを知るということは大切なことです。

評価がどうであれば、見るべき作品の一つであることは間違いありません。


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