「私は90歳まで生きるのは御免だ!」
- ⭐️作品情報
- ⭐️ちぶ〜的評価
- ⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
- ⭐️人気エッセイ「九十歳。何がめでたい」の著者は佐藤愛子!
- ⭐️草笛光子も90歳!?
- ⭐️グジャグジャ飯で大泣きw
- ⭐️時代遅れの男が生きていくには...
⭐️作品情報
本日の映画🎞️※Filmarks引用
鑑賞媒体:ALVEシアター
九十歳。何がめでたい(2024年製作の映画)
上映日:2024年06月21日
製作国:日本
上映時間:99分
監督 前田哲
脚本 大島里美
原作 佐藤愛子
主題歌/挿入歌 木村カエラ
キャスト
藤間爽子
真矢ミキ
中島瑠菜
⭐️ちぶ〜的評価
🐽🐽🐽3ブヒ(ノーマルちぶ〜)
⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
執筆活動を引退宣言した90歳の作家・佐藤愛子(草笛光子)は、毎日穏やかな日々を送っていた。そんな時、中年の時代遅れでザ昭和思想な編集者・吉川真也(唐沢寿明)がエッセイを書いてくれないかと毎日のようにやって来て...
⭐️人気エッセイ「九十歳。何がめでたい」の著者は佐藤愛子!
佐藤愛子の「九十歳。何がめでたい」は、本屋で見かけたことがある。
表紙を見てすぐ分かった。
でも、正直手に取ろうと思うような内容だとは思えず...
今回、映画を観てやっと興味が湧いた。
そもそも佐藤愛子は、有名な作家。
私は全く知らなかったんでけどねw
※wikiに聞いてみた!
佐藤 愛子(さとう あいこ、1923年11月5日生まれ)は、日本の小説家、エッセイスト、随筆家。
戦後の日本文学において、特に女性の視点からの描写や家族、日常生活に焦点を当てた作品で知られてるそう!
彼女の代表作は...
『青い果実』(1950年)
『ソクラテスの妻』(1963年)
『花はくれない 小説佐藤紅緑』(1967年)
『戦いすんで日が暮れて』(1969年)
『女優万里子』(1974年)
『血脈』(1989年-2000年)
『晩鐘』(2014年)
『九十歳。何がめでたい』(2016年)
『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』(2021年) 等々。
多くの作品を輩出していて、受賞歴も凄い!
直木賞(1969年)
女流文学賞(1979年)
菊池寛賞(2000年)
紫式部文学賞(2015年)
旭日小綬章(2017年)
生粋の作家ですね!!
お父さんは、佐藤紅緑でこれまた小説家!
そういう血筋なんですねぇ。
私は「九十歳。何がめでたい」しか知らなかったのですが、この映画を観て他の作品も読みたくなってしまいました〜。
⭐️草笛光子も90歳!?
草笛 光子(くさぶえ みつこ、本名:並木 くに子、1933年10月22日生まれ)は、日本の大女優〜!
知らない人はいないのでは!?
神奈川県横浜市出身で、1950年代から長い間、日本の映画、テレビ、舞台で活躍されてます!
私は最近だと、「その女、ジルバ」が印象深かったですねぇ。
草笛光子は、1950年に松竹歌劇団(SKD)に入団して、1953年に映画「純血革命」でデビューしたらしいです!
歌も上手いから、納得。
意外にも日本アカデミー賞では2022年の「老後の資金がありません!」で優秀助演女優賞は獲ってるが最優秀賞は取っていない!
もし、この映画で受賞したら(内容的にも賞向けではないとは思うけどw)最高にかっこいい!
現役バリバリの大女優も90歳になったとは...
全然そう思えないからすげぇ!
⭐️グジャグジャ飯で大泣きw
私は、この日ハンカチを忘れた。
まさかこんなに泣くとは思っていなかったからw
映画を見るまでは、原作にも興味がなかった私だけど...
この「グジャグジャ飯」のエピソードで一気に心掴まれた!
あのわんこ...
名犬すぎません?
あの話で泣かない人いないと思う〜。
ペットいる人は特に...
信じられないくらい泣いちゃって、更年期なのかなって思いましたけどw
動物ネタってどうも涙もろくなっちゃってダメなんですよねぇ。
自分が思っていた以上に、自分の愛情ってきちんと伝わるものなんだなって思うとホロリときちゃいます。
分かりにくくても、受け取る側がしっかり相手と向かい合っていれば誠意は自然と伝わっていくということですよね。
このエッセイ、やっぱり買おうかなって思ってますw
⭐️時代遅れの男が生きていくには...
唐沢寿明が時代遅れの昭和オヤジの役で、仕事の仕方も昭和w
対比して宮野真守が今時の上司って感じで笑っちゃったけど...
本当に昭和世代の人はやりづらくなったと思う。
言いたいことを言ってしまうとパワハラになりがち。
言い方を気をつけないといけないと分かっていても、何がNGになるのかすら分からない。
自分は、そもそもゴリゴリの昭和気質な育てられ方をしているのに、後輩にはそれをやってはいけないと言われる。
もう、その時点で無理なんですよねぇ。
しかも中年だったりするから、余計に追いつかないんですよ〜。
それでも、やっぱり時代に合わせて自分をカスタマイズするっていう作業はした方がいいと思うんですよね。
不器用でもいいんです。
失敗したことをきちんと素直に受け入れて、適応していく術を模索していく。
それが今の時代の生き方だと思って...
諦めも肝心ですw
それは自分もそうじゃなきゃなと思わされました。
だけど、私は90歳までは生きたくないw
定年後5年くらい余生を楽しんだら、ポックリ逝くのが私の夢ですねw