「学校怪談あるあるだけど...」
⭐️作品情報
本日の映画🎞️※Filmarks引用
鑑賞媒体:Amazonプライム
ドーム/寄宿舎(2006)
Dorm
製作国:タイ
上映時間:111分
監督 ソンヨット・スックマークアナン
キャスト
チャーリー・トライラット
チンタラー・スカパット
スティポン・タットピタッククン
⭐️ちぶ〜的評価
🐽🐽🐽3ブヒ(ノーマルちぶ〜)
⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
厳格な父親に寄宿舎へ行けと言われ、全寮制の学校へ行くことになる。なかなか友達ができない中、ある日学校のことをなんでも知っている不思議な少年と仲良くなるが...
⭐️タイの寄宿舎は人気がある!?
主人公の少年は、いきなり父親に寄宿舎に行けと言われいじけてしまいます。
まだ子供なのに、親から離れて生活するというのは日本ではあまり考えられない。
文化の違いを感じたので、ちょっと調べてみたら...
どうやらタイの寄宿舎というのは、学習環境が整っていて優秀な人材を育てられる場所として人気なんだそう。
タイは、最近新興工業国になったくらい目覚ましい発展をしているから教育にも力を入れているのかも!
教師の人数も個別指導が余裕でできるくらい、サポートできる環境にあるらしい。
日本には、そこまでの学校や文化がないので難しいけど...
もしかして、タイのような学校があればもっと日本も偉人を生み出すことができるかも知れませんね。
⭐️タイにもある学校の怪談!
どの国にも学校の怪談ってあるのねw
私の学校にももちろんありました。
開かずの扉があるとか、夜中にあの階段を登ると数が違うとかねw
今思えば、ただの嘘なんだろうけど...
当時は、映画「学校の怪談」も流行っていたので毎日そんな話をしてキャッキャ言ってましたねぇ。
タイでもやっぱりそういう子供の文化があるんでしょう。
ちょっと微笑ましくなりましたよ。
⭐️怖さより切なさが残る物語
これ、ホラーだと思ったら減点したくなるでしょう。
展開もありきたりです。
だけど、ホラーというより切ない少年の一夏の物語だと思えば一気に評価は上がります。
不思議な友達との出会いによって、大人に成長していく少年の姿は見ているこちらも嬉しくなった。
一応、ホラーとしていますが...
友情を丁寧に描いていて、哀愁がずっと漂っているんですよ。
なんとも言えない吸引力があります。
私は最後までじっくり見ることができましたよ。
⭐️思春期と反抗期のダブルパンチ!
私は、子供がいませんが...
ちょっとお父さん側の気持ちに寄り添っちゃいましたねw
子供のためを思ってしたことなのですが...
子供にしてみたら、それを理解するのはなかなか難しいことです。
多感の時期にこそ、人間として色々経験した方がいいんですけど...
私もそうでしたが本人にとってはそれが物凄い辛いことだったりします。
学校という閉鎖的な枠の中で生きるのって子供なりに必死でもがかないといけないんですよ。
余裕なんてないんですよね。
自分もあの時そうだったなぁってノスタルジーを感じてしまえるところもいいかもしれません。
ちょっと前半は退屈かもですが...
観て損はない青春ホラー映画でした!