たまにカフェでのんび~りしていると、パソコンをずっと打ち込んでいるキャリアウーマン風の人を見ます。
コーヒー飲むのも忘れる勢いでずっと仕事をしている...
ダラダラしている私とは雲泥の差。
あの気迫、私もちょっとは欲しいです。
ただ、「女神の見えざる手」のエリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)みたいな人には近づきたくないですけどねぇ。
確か秋田でも上映があったが、私はタイミングが合わなくて見れず。
ちょうど、金沢のシネモンドで上映があり時間もちょうどよかったので鑑賞しましたが...
もう、大興奮!!
なんですか、この傑作!!
1月2日に鑑賞したけど、すでに今年のベストテン入りは間違いござ~ません!!
政府を裏で動かす戦略を考える。
それが仕事になる。
そこに君臨している女、エリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)。
もう、見事なまでに嫌な女!!
女神なんて可愛いもんじゃない。
まさに女王!!
世界を征服する勢いのザ・キャリアウーマン!!
仕事するためだけに生きている冷酷で孤独な女。
誰も好きにはならない女。
でも、私は最近思うんですね。
仕事ができる人というのは、ただ仕事ができる人のことをいうんじゃないって。
やっぱり、仕事ができる人は人間としても優れている。
目に見えなくても、相手を愛し信頼することができる。
そんな器の大きさがないと、本当の頂点には立てないと思うんですよね。
だから、結末までの下りが爽快で痛快で!!
言葉にはできない興奮を味わいました。
日本人にとっては身近ではない銃規制というテーマも、この映画を1本見るだけで、かなりの勉強になるんじゃないでしょうか。
政治的な映画でもありますが、私は非常に面白い人間性を問う作品なのではないかと思いました。
不可能なことなどない。
やるしかないんだ。
という彼女の精神が非常にカッコイイ!
私も、今年はその意気で一日一日を大切に進んでいきたいなと思います。
ちぶ~的ジェシカ度5
彼女の作品はいつも難解なテーマのものが多い。でも、これは確かに難解なテーマではあるけれど、他にも見どころがたくさんあって面白い。今後はもっとジェシカ作品を見たいと思いますね~。