最近引っ越すことになった理由は、ガス代があまりにも高いから。
都市ガスと比べるとプロパンガスは請求書をブチ捨てたくなるほど高い。
新居の第一条件は都市ガス物件。
きっと今までのガス料金の半分くらいにはなる。
家賃が上がったとしても結局のところ総額は一緒になるだろう。
プロパンガスに苦しめられたのでガスというのは憎い存在である。
ガス人間が悪者であることも納得がいく。
私は何ガスなのかと尋ねたくてうずうずした。
もし、都市ガスの方だとハッキリわかれば同情できただろう。
が、今はプロパンガスへの恨みが強いので憎たらしかった。
存在自体が高値なのにも関わらず悪事を働くのだからもっとたちが悪い。
市民の敵である。
変身人間シリーズ(別名公共料金3部作)の中でも一番メジャーなガス人間には切ない愛の物語まで用意されている。
危うく感動するところだった。
でも、どうだろう。
変身するならもっとかっこいい感じがよくないか?
大体、ガスってくさいんじゃね?
とこれまた尋ねたくてうずうずしたのだ。
男だって香りってのは大切よ。
と、アドバイスしたくなった崖っぷち枯れ女であった。
ちぶ~的ミラクル変身度5