あれ。
今年の夏っていつだったっけ?
と、わからなくなるくらい冷夏だった気がする。
寝苦しい日は2,3日くらいしかなかった。
思えば、今年の夏はかき氷を食べていない。
花火大会も行っていない。
夏の醍醐味...
二日酔いの思い出くらいしかないわぁ。
女特有のひゃっこい氷点ってある気がする。
女、母、妻。
この「氷点」に共感できる女性がほとんどだろう。
若尾文子様演じる、ひゃっこい怖さは美しさだけでなく深い母性本能を見せてくれるから引き込まれるのだ。
人は生まれながらに罪を背負って生まれてくるのか。
私は、やっぱり性悪説が人間らしいと思う。
人は罪を背負って生まれてくる。
その罪の罰を受けるために。
人を育てるのは環境だが、最初から背負っている罪(血筋)を払拭するのは難しい。
だからこそ人は、説明のできない犯罪を犯すのではないか。
罪を憎んで人を憎まずとはうまいことを言ったものだ。
罪は人についているものではない。
業についているものだから。
汝の敵を愛せよという言葉も劇中に出てくるが、これも似たような意味に思える。
憎むべき先は果たしてどこなのか。
愛するということはどういうことなのか。
人の憎しみから生まれるものは結局、憎しみ しかないのだ。
あのラストが、もしもっと容赦のないものだったらもっと面白かったのではないかと残酷心をくすぐった。
ちぶ~的冷たい美人度5
若尾様が美しすぎて娘が霞む。並ぶと若尾様の美しさのせいで若尾様が娘に見えるすごさ!あたい、生まれ変わったら若尾様希望で。