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あそこまでセメント「[アパートメント:143]」

冬になっても工事が終わらない。

 

どこもかしこも私の通勤路は工事だらけ。

 

いつまでもセメントで固めてやがる。

 

その整備、本当に必要なのか。

 

本当に工事しないといけないところってそこなのか。

 

工事中の看板を見るたびにうんざりする。

 

秋田県ってどうも緊張感がない。

 

平和すぎて安全と危険の境目がぼやけている。

 

この前のような事件を起こさないためにも、改めてそのゆるい意識に喝を入れなぎゃいかんと思う。

 

 

「[アパートメント:143]」は、POV系ホラーに喝を入れてくれた作品。

「[アパートメント:143]」

あらすじは....
妻の死を契機に怪現象に悩まされるようになり、子どもたちを連れて引っ越すことにしたアラン(カイ・レノックス)。だが、新居となったアパートでも怪現象に見舞われて不安に駆られた彼は、精神科医ヘルザー(マイケル・オキーフ)が率いる超心理学科学者チームに調査を依頼する。各部屋にカメラを設置して調べを進める彼を待ち受けていたかのように、応答なしに呼び出し音が鳴り続ける電話、ラップ音、室温の低下といった不可解な現象が連続する。やがて、アランの娘に恐ろしい異変が起き始め……。
 
 
 
 
タイトルの括弧は必要か。
 
その数字は何のためにつけたのか。
 
よくわからんタイトルのせいで敬遠してしまってはもったいない。
 
アパートメントで起きる怪現象。
 
アパートではなくアパートメントであるのと同じように、これはただのPOV系ホラーではない。
 
スペインのホラー開拓のユーモアに衝撃を受ける。

 

 

 

私は、分かっている。
 
そう思っていた。
 
予想外の展開なんて所詮こんなもんだろうと鷹をくくっていたのだ。
 
このジャンルに、もう新しさは出てこないはずだった。
 
スペイン、テ アモ。
 
偉大すぎるではないか。
 
私、驚いて心臓を抑えました。
 
私のエクトプラズムがうごめきました。
 
というか飛び出しそうになったので呑みこんだ次第です。
 
不意打ちよりも不意打ち。
 
そこか!っという斬新さ。
 
この驚きは........
 
ポロい定食屋にすっぴんで入ったら超絶イケメンがいたという不意打ちに似ている。
 
何も備えていないので驚きと戸惑いでオロオロ。
 
食事は喉も通らない。
 
だけれども、素晴らしいものを見れたのでお腹は満腹になる。
 
映像の作り方も 凝っている。
 
赤外線の効果。
 
動くアングル。
 
ぞわぞわっとした感覚に体が浮く。
 
日本のホラーのような怖さがきちんと襲ってくる。
 
ラストは覚悟していたはずなのに、びっくりして座椅子に後頭部を強打した。
 
痛さのせいなのか面白さのせいなのかクラクラした。
 
どうせなら恋愛でクラクラしたい。

やめられない止まらないスパニッシュホラー。
 
好きすぎて最近は、スペイン人を秋田で捜索している。
 
って私は何を言っているんだろうか。
 
とにかく。
 
女は何時も何事にも備えておかなければホラーにもイケメンにも勝てないのだと思い知らされました。

 

 

ちぶ~的ダメダディ度5

父ちゃん、頑張れよと言いたくなること必至。幽霊より家庭問題の方が心配でしかたなくなる。世の中のお父ちゃん、お疲れ様です。