ジムの帰り道。
暗闇の先に何かがある。
ダンボールがちょうど街灯が当たる場所に落ちている。
明らかに怪しい。
以前、生首の入ったビニール袋を見たことがあり(幽霊体験)オトシモノには恐怖しか感じない。
どうしても中身が気になるので、恐る恐る覗いた....
私のこの好奇心はホラー映画には重宝される人材だと思う。
で、中身を見た....ら、ただの空箱。
生首じゃなくて本当によかったと安心した。
意味ありげに道路にダンボールを捨てるでない。
こんな罠仕掛けるべからず。
どうせなら、「パーフェクト・トラップ」みたいにわかりやすい方でお願いします。
解説....
「ソウ」シリーズの脚本家コンビ、パトリック・メルトンとマーカス・ダンスタンが送り出した「ワナオトコ」の続編。進化した“罠”が満載のソリッド・シチュエーション・スリラー! 友人の誘いで、怪しげな地下倉庫で催されるダンスパーティーに参加したエレナ。しかし、そこは殺人トラップが仕掛けられた恐怖の館だった…。切り刻まれて惨殺される人々の間を逃げ惑い、箱の中に閉じ込められてしまったエレナは、そこから恐ろしい光景を目撃する。エレナの父は娘を助けるために捜査チームを組織するが、“ザ・コレクター”の罠から生き延びたアーキンにも参加するよう伝える。“罠の館”に向かったアーキンと捜査チームは、エレナを救出できるのか!?
あの必殺仕掛人、ワナオトコの続編。
のはずなのに、別人だと思われる。
覆面の人は入れ替わっている!
そうに違いない。
ターゲットは無差別になる。
罠は派手さばかりが増してパーフェクトというよりパーティートラップになる。
私のワナオトコ、どこでっか?
私のワナオトコは昭和生まれの残酷主義者。
こだわりを崩さない職人。
1ミリのミスも許さない完璧主義者。
のはずだった。
続編なのに、ワナオトコ2にしなかったところがせめてもの救い。
だって、私のワナオトコはいないのだから。
なんでもありのはみだし方は、ファンをがっかりさせるだけ。
もはや、目的は大量殺人。
理由も法則もどこかにおいてきたようだ。
知りたくなかった住処。
どうでもよかった救出劇。
堅気の職人は調子に乗りすぎて油断とスキだらけ。
ワナオトコは仕掛人なのに、仕掛けで勝負しなくなったら魅力は半減。
異常な収集癖。
その収集癖も生かせてないストーリーの回収。
ワナはどこにでもあったら珍しくもなんともない。
蘇れ、ワナオトコ。
お前の居場所はここではない。
これで終わるなんて職人の腕が泣く。
匠の技、まだまだ魅せていただきたい。
都会の片隅に忘れ去られた男がまたやってくる。
覆面を脱ぐ日は死んでも来ないはずだ。
もしくはワナオトコVSシリーズで復活という手もありますな。
初回はぜひ、「ストライク。バック」の奥さんでお願いしたい。
ちぶ~的ワナワナ度1
怖さも匠もがっかりな続編。もう一度、修行してから出直してほしい。まだまだ続いてほしいシリーズです