給料をもらってお財布がホクホクのときに、つい毎回買ってしまうお酒がある。
小さめの瓶のワインカクテル。
一本300円近い。
高いけど、味が自分好み。
そんなに大量に買えないので嗜む程度。
お酒は、ほどほどならが気分がいい。
この世に酒がなかったら....
と、考えるとゾッとする。
そんな酒好きに送る夢のような設定「グラバーズ」。
解説.....
アイルランドを舞台に謎の宇宙生物と戦う酔っぱらいたちの活躍を描く、日本劇場未公開のSFコメディ作品。出演はリチャード・コイルとルース・ブラッドリー。アイルランドにあるのどかな漁村の島に、ダブリンから女性警官リサが赴任してくる。波打ち際にクジラの死体が打ち上げられ、漁師のパティが海で怪物を捕まえたことから島の状況は一変。怪物は数本の足を持ち、血と水を栄養として吸収する生物であることが判明する。今その生物は洞窟にいるが、やがて町に出てきて人を襲うかもしれない。さらなる調査の結果、その生物はアルコールに弱いことが分かり…。
エイリアンが下戸。
アルコール濃度が高めの人は襲われない。
なんと都合のいい設定。
ありそうでなかったところをついてきた酒飲み推進映画。
設定の割に速度も内容も超ゆるゆる。
それなのになんか楽しめちゃうB級映画。
なかなか出てこないエイリアン。
ダラしないおっさんたちの生活を前半は見せられる。
美人も美男も出てこない。
さえない奴らばかり。
静かで何もない島に流れ着いたエイリアン。
やっときたと思ったら.....
CGモロ出しのタコ系水色エイリアンだった。
どこに金をかけたのか分からない。
撮影のために使ったアルコールの方がエイリアンより金がかかってそう。
むしろエイリアンより酔っ払いが大騒ぎ。
酒は怖ろしい。
普段の自分は何処へ。
理性がぶっ飛ぶ。
正常な判断はできないが、死にそうになっても笑ってられる。
酒は人の起爆剤。
飲み方を間違えなければ武器になる。
普段飲めないのに、酔っぱらう女。
アル中なのに、飲まない男。
想定外だったこの二人の恋に胸キュン。
大人の恋愛に酒は必須らしい。
若い時みたいに素面じゃできないことがある。
酒の力を借りる。
楽しけりゃそれでいいんじゃない。
見る方も酔っぱらっちゃえば、加速してこの映画は傑作になる。
........かもしれない。
ちぶ~的ゲコゲロ度5
この世にはアルコールを受け付けない人間もいるらしい。私は、最近3次会まで行っても物足りません。