ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

\年間約300本の映画を鑑賞!ブログ運営歴20年!イラスト付記事を毎日更新中!/『トップガン』で映画を知り『13日の金曜日』でホラー映画漬けで脳みそもホラー化の生粋ホラ女!映画でもう一つの人生を手に入れられる!レベルアップ呪術を発動中!/

『幸福(しあわせ)』

幸福(しあわせ)


🎞本日の映画 #幸福しあわせ #lebonheur 

 
#unext 
製作国 フランス
製作年 1964
監督   アニエス・ヴァルダ #agnesvarda 
 
 🐷ちぶ〜的評価 🐽🐽🐽🐽4ブヒ(セレブちぶ〜)
 
💫ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
平穏で幸せな毎日を送っていた夫婦とその子供たち。だが、ある日夫が郵便局で働いている女と恋に落ちる。夫は、妻も不倫相手も愛していると妻に打ち明けるが...
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 
これは久々に怖かった夫婦ホラー。
 
ヌーベルバーグを代表する女性監督アニエス・バルダの代表作のひとつらしい。
 
二人の女性を愛した男の幸せとは、一体何だったんだろう。
 
愛が二つもあって幸せだという夫のセリフには違和感しかない。
 
私が思うに、それは1つの愛が2分の1ずつに分けられてしまっただけじゃないか。
 
しかも、安定と情熱の両方を手に入れたいという男の欲張りから生まれてしまったもの...
 
二人の女も実にバカだ。
 
男の「愛している」「幸せだ」という言葉に押し切られ、自分の本質も曝け出さない。
 
要は、「嫌われたくない」「失いたくない」の一心で、本心をひた隠しにしているだけだ。
 
本音は自分のものだけでいてほしいはずだ。
 
特に結婚という契約をしている妻にとって、もう一つの愛を許してほしいなんていう戯言は侮辱でしかない。
 
ああいう男は同じことを繰り返す。
 
情熱から見出した愛もいつかは安定へと変わり、男はまた刺激を求めるだろう。
 
誰かの幸せは誰かの不幸のもとで成り立っている...
 
答えを決して提示しようとせず、淡々と終わっていく物語に恐怖を感じた。
 
あぁ、幸せってなんだろう...
 
そう考えさせられざる負えないオチには、ため息しか出すことができませんでした。
 
#不倫ダメ絶対
#自由恋愛するなら結婚すな
#男は狩人なのさ
#女は男の言いなりだと思ったら大間違い
#幸せって何ですか
#夫婦ホラー
#愛してるは恐怖の愛言葉
 
#映画 #映画鑑賞 #movies #review #イラスト #fanart #映画イラスト #handwriting #シネマ #jeanclaudedrouot #clairedrouot #mariefranceboyer #sandrinedrouot #ヌーベルバーグ #先駆け