『明日は我が身。』
移民が住むエリアで警察へ不満を爆発させた住民たちが暴動を起こす。
そのエリアにいた警官2人と拘束した青年の脱出劇。
日本にはあまり縁のない移民問題。
だけど、これはどこにでもある差別社会に対しての痛烈な批判とも捉えられる。
追い詰められた警官たちの死闘に釘付けになった。
最初は、感情的な警官が危なっかしくてハラハラ。
後半になると予想していた展開とは違ってくる。
結局、みんな人間。
愚かで自分勝手。
誰だって追い詰められれば、人間は同じ穴の狢。
生きるためには、社会に順応していくためには、みんな小さな罪を犯しながら生きていくのかもしれない。
自分には関係のないこと。
そんな風に傍観する人が一番危ない。
見過ごすことができるのは、ある意味差別する人達と同じ。
無関心が本当の罪だから。
なんか色々考えさせられた。
人間はどうしても優越をつけたがる生き物だから…
いつだって自分は他者より優れていると思いたいって実はめちゃくちゃ虚しいことですよね。
ちぶ〜的コントロール不能度5
誰だってこうなったら、本質が剥き出しになるかも。日本は本当に平和だよ。
本日紹介した映画は…
アンコントロール (2020)
SHORTA/ENFORCEMENT